人生で大きな成功を手に入れるための“ハピネス・トライアングル”とは?

2016.01.06

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生きているならやっぱり幸せになりたいと誰もが思うものです。でも自分にとっての本当の幸せとは何か、漠然としていることも多いのではないでしょうか。世界的に見ても、心理学やその他のアカデミックな世界では“幸せ”について多くの研究がなされており、興味深い報告が出てきています。
そこで今回はオーストラリアのディーキン大学の調査より興味深い研究の一部をご紹介したいと思います。それは幸せを実感するためには3つの要素が必要であり、これを“ハピネス・トライアングル”(幸せの三角形)ととらえるというもの。そして成功をおさめ、幸せな人生を送るためにはこの3つがバランスよくそろっていることが重要だというのです。
ではその3つとはなんなのでしょうか??

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その1: 良好な人間関係

やはりもっとも大事なのは人間関係。たとえ収入が低くて経済状態が厳しくても、安心できる人間関係と生きる目的意識がちゃんとあれば、幸福度はノーマルレベルになるといいます。人間関係とは必ずしも恋人などロマンティックな間柄である必要はありません。家族や友人、あるいは仲間、嫌な経験やうれしいことも素直に共有し、信頼できる間柄を築くことがキーポイントです。
とはいえ既婚者たちの幸福度は高いのも事実。人生のパートナーを手に入れることで、精神的にも安定することが多いのでしょう。

その2: 安定した経済状態

“お金で幸せは買えるか?”というのはよく語られるテーマですが、幸せとお金には相関関係があることは否定できません。年収でいうと、10万ドル(オーストラリアドル)、日本円でおよそ850万円(為替により変動)あたりがボーダーラインとなっており、年収がこのライン以下だと、収入アップが幸福感アップにつながっていると言います。とはいえこの金額自体は、オーストラリアと日本では物価レベルが異なるのであまり気にする必要はないでしょう。
収入がいくらであろうと大事なのは、“自分の経済状況をきちんとコントロールできているか”だと指摘もされています。収入が多くてもぜいたくな生活で出費が多く、ローンや借金を抱え込んでいるようでは、お金のコントロールができているとはいえず、幸福感も下がってしまいます。
反対に収入自体が低くても堅実に生活し、着実に貯金もできるような人は、しっかりお金のコントロールが出できており、幸福度も左右されないと言えるでしょう。お金はないよりはあったほうがいいですが、でも幸せになるために“お金持ち”になることはないのです。

その3: 生きていくうえでの目的意識

最後に忘れてはならないのが生きていくうえでの目的意識、生きがいと言ってもよいでしょう。仕事、ボランティアワーク、あるいは趣味、家族と過ごす時間など、生きている実感を持てるものがあるかどうかということが幸福度にも大きく関係してきます。仕事なら自分のスキルや才能を活かし、天職だと思えることをしていれば、収入に関わらず満足度や幸福度は高くなります。どんなに収入が増えても、働く意味ややりがいが感じられなければ、反対にストレスは大いにたまることでしょう。

この3つ、言われてみれば確かにその通りという感じで特別に大発見というわけではないですよね。でも今の自分を見つめ直してみるときに、ポイントとして考えてみることができると思いませんか? より充実した幸せな生活を送れるように、よーくセルフチェックしてみてくださいね!

2016.01.06

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。