リンゴやミカンがおいしい季節到来! 身体に負担をかけないフルーツの食べかたって?

2015.12.18

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ビタミンやミネラルたっぷりのフルーツ。冬もリンゴやミカンなどフルーツがたくさん食べられるから、フルーツ好きにはたまらない時期です。しかしこのフルーツ、食べかたによっては体に負担をかけやすいので、体調不良の原因になるかもしれません。


フルーツのpH

フルーツにはpH(水素イオン)があり、それによってアルカリ性・中性・酸性とわけられます。中性はpHが7になります。それよりも数値が大きくなればアルカリ性、小さくなれば酸性となっています。

果物別pHの見わけかた

果物のpHの見わけかたですが、柑橘系など酸が多そうなフルーツはアルカリ性、バナナなど甘味が多いフルーツが酸性となり、甘味が強く酸味も強いイチゴ、メロンなどが中性になります。酸味が強いものはよりアルカリ性となります。

食べかたに注意

カロリーも比較的低いフルーツは、食後のデザートにも最適ですが、食後に食べると良くないフルーツもあります。なかでもアルカリ性である柑橘系のフルーツは、食後に食べると消化の妨げになります。消化による胃の酸性化を有害にし、胃が荒れてしまうのだとか。

フルーツの食べ合わせ

じつはフルーツ同士でも食べ合わせに注意が必要です。pHが違うもの同士のフルーツは消化酵素の働きをさまたげあってしまうので、身体への負担をかけることになります。違うpHのフルーツは同時には食べず、時間を置いてから食べたほうが良いです。

食前が効果的

フルーツは消化が早く、酵素を使って体内に素早く吸収されていきます。そのため、食前にフルーツを食べると、そのあとに食べる食事の消化を助ける効果もあるのだとか。とくにメロンは消化酵素がひじょうに高く、熟したものはより効果が上がります。たんぱく質の消化を助けるので食前に食べるのがおすすめです。

食後に食べる場合

食後に口の中をさっぱりさせたいからと、フルーツに手が伸びる人も多いかと思います。しかし、食後はあまりフルーツを食べるのは良くないので、食後1時間や2時間たってから食べるようにしましょう。とくに炭水化物と柑橘系の相性が良くないので、時間をおいてから食べるのが良いです。

食べすぎに注意

フルーツはカロリーも低めだし……と、つい食べすぎてしまいがちですが、もちろん食べすぎも太る原因となります。フルーツの果糖は血糖値を上げにくいといわれ、果糖はすぐに肝臓に運ばれます。しかし、食べすぎれば肝臓の負担となり、もちろん果糖以外にも糖分は含まれているので、肥満の原因になります。

疲れたときにフルーツ

フルーツには酵素がたっぷりと含まれています。疲れて食欲がないときには、このフルーツの酵素が疲労回復や新陳代謝の働きを助けてくれます。また、消化が早く胃への負担も軽いため、疲れたときはぜひフルーツを食べて、体をいたわりましょう。

2015.12.18

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。