意外と知られていない! アロマオイルの正しい使いかたって?
お店やネットでも簡単に手に入るアロマオイルですが、使いかたには注意したいもの。香りを楽しむだけでなく直接肌につける場合は、正しい知識が必要です。
目的に応じてオイルを選ぼう
アロマオイルにはたくさんの種類がありますよね。しかし、香りを楽しむのと肌につけるのとでは、使うオイルに違いがあります。香りを楽しむ用のものは、オイル以外にほかの成分が入っていることがあるので、直接肌につけることはできません。
アロマテラピーで使用する精油の効果って?
通常アロマテラピーではエッセンシャルオイル、つまり精油を使用します。高濃度で原液のオイルであり、高品質なものになると原料の効能を最大限に引き出すために、低圧搾で作られていたります。
アロマは「芳香」を、テラピーは「療法」を意味します。植物の種類によりその効果は異なりますが、心身のさまざまな不調を改善してくれます。
アロマオイル使用時の注意点
肌によさそうなイメージのあるアロマオイル。ですが、通常精油のアロマオイルは原液で売られており刺激が強いため、そのままで使うことはできず希釈する(薄める)必要があります。ではすでに薄められているものを買えばいいの? と思いますが、薄めて売られているものは腐らないように防腐剤などが入っていることが多いので、肌に使うのはおすすめできません。
アロマオイルの薄めかた
精油の希釈には、キャリアオイルというものを使用します。キャリアオイルに使うは、ホホバオイルやアーモンドオイルなど、さらっとしたオイルがおすすめ。通常1%くらいの濃度になるよう、精油をキャリアオイルで薄めます。10mlのキャリアオイルに対して精油を2滴たらすくらいです。
使用前にパッチテストを
肌がデリケートな人の場合は、使用前にパッチテストが必要。なかには使用できないオイルがあるためです。パッチテストはとても重要な作業です。腕などに塗って1日か2日様子を見るように、時間をかけてテストを行いましょう。精油だけでなくキャリアオイルのテストもしてみましょう。
開封後は早めの使用がおすすめ
アロマオイルはとってもデリケート。光や熱、酸素の状態によって性質が変化してしまうので、光が入りにくい冷暗所や熱が伝わりにくい場所に保存しましょう。開封後は1年以内を目安に使いきるのがおすすめです。