見習いたい! 仕事ができる「オトナ女子」の共通点とは?

2015.11.25

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今、多くの働く女性が観ているというフジテレビの人気ドラマ「オトナ女子」。篠原涼子さん演じる主役の40歳の女性はオシャレで仕事もできるステキな女性。あんな風に力みすぎずサラリと仕事がこなせたらいいですよね。
筆者のまわりにもいます、仕事ができるステキな「オトナ女子」。ここでは年齢に関わらず「仕事ができる女性=オトナ女子」と定義して、その共通点を考えてみたいと思います!


対応が早く、丁寧!

女性に限った話ではありませんが、仕事ができる人というのはなんといっても対応が早い! とくに基本中の基本「メール」の返信が早い。一見、とくに返信が必要なさそうな内容のメールや書類の受けとりに対しても、必ずなにかしらアクションを起こしてくれます。
たとえば毎月の請求書を郵送で受けとったとき。忙しい月末にはつい「よし、これで今月の請求書は全部届いた! これから一気に経理処理に入るぞ!」……で終わってしまいがち。仕事ができるオトナ女子はここでワンアクション起こします。「本日、当月分のご請求書を受けとりました。お忙しい中ご対応いただきありがとうございました。来月も引き続きどうぞよろしくお願い致します」――このように、相手方にきちんと「受理」の報告メールを送ります。これによって相手方は、大切な請求書がきちんと届いたことを確認し、安心することができます。
また相手方から質問された内容に対してすぐに回答できない場合、上司に相談して最終回答がきてから返信する……という人が多いですが、そうすると何日も返信できないということに。オトナ女子ならどうするか。「お問い合わせありがとうございます。確認し、追ってご連絡させていただきますのでもう少々お待ちください」――と、とり急ぎ質問内容を受け付けた旨を相手方に返信します。何日も返事がないと、ちゃんとメールを読んでもらえたのか送った側は不安になりますが、こうして返信がくることで安心して回答を待つことができます。

後輩に主従関係を求めない!

組織で仕事をしていくうえで、一定の上下関係は欠かせません。しかし、先輩だからといって後輩に横柄な態度をとるのは考えもの……。先輩だからこそ、後輩の仕事のやり方をしっかり見守って尊重することが大切です。もちろん間違ったやり方や取引先にご迷惑をかけるようなやり方をしているときは指導が必要。そのさいも「なぜそのやり方が不適切なのか」「そうすることでどんなリスクが起こり得るか」という理由を本人にしっかりと考えさせることが大切。「Aの方法なんてダメダメ! Bの方法ですぐやり直して!」とだけ言われても後輩は納得しないかもしれませんし、本質を理解できなければまた同じことを繰り返してしまう可能性が高いのです。
後輩がAを最適な手法だと考えた理由を共有することも大切。先輩・後輩の関係はお互いリスペクトする気持ちがないといい関係は築けません。

取引先を「業者」ではなく「パートナー」と考えている

ありがちなのが「発注してやってる」という上からの態度。また取引先を「業者」とひとくくりにして「下」に見ている人が少なくありません。筆者も広告企画営業のころ、印刷会社の方や配送会社の方、ライターやカメラマンの方々と一緒にお仕事をさせていただいていましたが、その方々に対して横柄な態度をとる先輩や上司をたくさん見てきました。そしていつもモヤモヤとした違和感がありました。その方々が1人でもいないと成り立たない仕事なのに、発注元とはいえ協力していただいているのに、どうしてこんなに偉そうにするんだろうかと。
フリーランスになった今は逆の立場(発注される側)にいるので、発注元によってその態度の違いがよくわかります。やはり大切にしてくれているなと感じると、少しでもいい仕事をして役に立ちたい! と思うもの。あなたが仕事でいい結果を出したい、よりいいものを作りたいと願うなら、まずは取引先を大切にしてみてはいかが? 先輩・後輩の関係と同じで、同じ仕事にとり組む者同士、互いにリスペクトできないと絶対にいい仕事は生まれないと思います。

仕事にプライベートを持ち込まない!

基本中の基本ではありますが、男性に比べて女性は恋愛や体調に振りまわされる人が多いのも事実。毎月やってくる女性ホルモンの仕業、生理のせいで体調がすこぶる悪い日もありますし、彼や夫とケンカした翌日なんて最悪の気分です。
でも、そんなブルーな気分を仕事に持ちこむのはタブー。しんどいな、と思う日こそ口角をあげてなるべく笑顔ですごしましょう! ため息をつきたいときはトイレにこもるか、非常階段の踊り場にこっそり逃げ出して。ひどい生理痛の場合は無理しすぎず痛み止めを服用するのも手です。あとは昼休みにちょっとリッチなランチを楽しむ、休憩時におとりよせしたスペシャルなおやつを食べるなどなど、気持ちがぱっとあかるくなる工夫も大切ですよ。

いかがでしたか? 仕事ができる「オトナ女子」になれば、自分もまわりもなんだかハッピーに! すべてが順調にまわり出して、恋に仕事に……ステキなご縁が続々とめぐってくるかもしれません。
これからなにかと忙しい時期に入ります。忙しい時期だからこそ、まわりの人たちを大切に、小さな仕事も丁寧にこなしたいものですね。

2015.11.25

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記事を書いたのはこの人

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Written by 國塩亜矢子

インナービューティー料理研究家・フードコーディネーター 「インナービューティー」を軸とした自宅での少人数制レッスン、メディアでのコラム執筆・レシピ開発等の仕事を通じ、「正しい食のあり方」×「美」についてのエッセンスを伝えている。出産後は離乳食レシピや妊活・マタニティ・授乳ママレシピの開発にも積極的に取り組み、女性のライフステージごとに関わる「食」の大切さを幅広く発信中。 女子栄養大学認定・食生活指導士1級 日本野菜ソムリエ協会認定・べジフルビューティーアドバイザー、調味料ジュニアマイスター、キッズキッチンインストラクター ★著書「決定版!節約・冷凍レシピ」(宝島社) ★ブログ:「旬食美人学~Let's enjoy meals & beauty !~!」 http://ameblo.jp/ayablo-1220/ ★HP:「旬食美人学」 http://syunsyokubijingaku.jimdo.com/