「丁寧に暮らす」きっかけになる、誰でも簡単にできる3つのこと
仕事や家事、育児に追われて、気がつけば毎日を雑に送ってしまっている――そんなふうに感じることはありませんか? しまわずに山積みになった洗濯もの、散らかり放題になった玄関の靴たち、なんだかなかが汚れている化粧ポーチ……。ドキッとした方、多いんじゃないでしょうか。
重症になると、「雑に暮らしていること」に気づかないときも
忙しく暮らしていると、雑になってしまうのはとてもよくわかります。筆者もそうです。できればひとつひとつきちんとしたい――。そう思っても余力がなかったり、ひどいときには「雑に暮らしていること」にすら気づかなかったりすることも。そんな暮らしを続けていると、心まですさんでしまいがちです。自分自身が心に余裕をもつためにも「丁寧に暮らす」ことを心がけてみるのはいかがでしょうか?
我に返って「丁寧に暮らす」きっかけになる、簡単にできる3つのこと
「丁寧に暮らす」といわれても、漠然としすぎていて具体的にどうすれば……と首をかしげたくなりますよね。
今回は、筆者も実践している「自分の雑な暮らしに気づいて、丁寧に暮らすきっかけ」になる簡単なコツをご紹介します。
1: 爪先や髪の毛の先など、「先端」に気を配る
人は余裕がなくなると、自分の「先端」に気を配れなくなります。気がついたら爪が伸びっぱなし、ジェルネイルが浮いてきているのにリペアに行ってない、髪の毛は枝毛だらけ……。そうなっていたら黄信号です。すぐに「あぁ自分はいま余裕がないんだな」と自覚して、爪をきれいに整え、毛先を美容院で切ってもらってください。
風水的にも、「傷んだ毛先にはよくない運気がたまっている」なんて言われます。身だしなみと運気アップ、一石二鳥ですよ!
2: 「他人の家にきたつもり」で部屋のなかを眺める
毎日をすごしている「自分の家」では、少々の散らかりには慣れてしまいます。でも部屋の整頓状況は、そこに暮らす人の脳内の情報の整理状況に影響を与えると言われています。散らかった部屋で延々と考えごとをしても、解決策は出てきにくいのです。なにより、リラックスできませんよね。
モデルルームのようにいつもピカピカにするのは無理でも、できる範囲で整理整頓するために、よそのお宅にお邪魔したつもりで、一度自分の部屋を眺めてみてください。見慣れてしまっていた部屋がじつは散らかっていたことに、「えっ」と気づけるかもしれません。
3: バッグをこまめにかえる
毎日同じバッグを使っていると、気づいたらいらないものが増えていたり古いレシートがたまっていたりしませんか? 恥ずかしながら、筆者はあります……。毎日でなくてもこまめにバッグをかえることで、中身をうつすさいに要るもの要らないものを整理することができます。ムダな荷物を持ち歩かなくてすみますし、プチ断捨離にもつながるのでおすすめですよ。
まとめ
ひとつひとつはどれもささいなことですが、ルーチン化してしまっている生活のなかで、ふと我に返らせてくれる効果があります。そこで「あ、雑になってるな」と気づくことができれば、思考回路を切りかえて丁寧に暮らすきっかけになります。不思議なことに、ひとつ気づくとつぎつぎ気づくことができるのです。ぜひ、試してみてくださいね。