もっと心穏やかに、ストレスなく生きるための6つのヒント

2015.10.08

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

ギスギスした風潮の世のなかですが、そんなときこそ心穏やかに優しい気持ちをキープできることが大切です。とはいえ毎日のストレスのせいで、そんな心の余裕を失ってしまいがち。
そこで今回は脳科学の専門家たちのリサーチにより、穏やかな精神状態をたもつためのヒントを探ってみました!


もっと心穏やかに過ごしたい……そのための3ステップ

1. ネガティブな気持ちに圧倒されないよう、自分の思考を冷静に観察する

怒りやイライラ、悲しみなど、どうしようもなくネガティブな気持ちがつぎつぎと心のなかにわき起こってきてほかのことが考えられなくなると、気持ちはどんどん落ちこんでいきます。その負のループを断ち切るには、まずそんな自分の感情を少し離れて客観的に観察してみることです。
そうしたネガティブな感情は、つぎつぎとホームに入ってきてまた去っていく電車のようなものです。あなたは駅のホームにいてその電車に乗らず、ただ見送ればいいのです。「ああ、今どうしようもなく怒ってるな」「ずいぶん悲しんでるな」と第三者的にみてみると、ネガティブ思考をどこかでストップさせることができます。

2. 「1分間瞑想」で、脳を落ち着いた状態にリセットする

脳科学のリサーチによれば、たとえ1分の短い瞑想でも興奮した脳を落ち着いた状態にリセットする効果があると考えられます。アラームを1分にセットし、目を閉じて瞑想をスタート。意識を頭からじょじょに足元にシフトさせまた戻るというようにイメージしながらゆっくりと呼吸しましょう。脳に「リラックスして」というシグナルを送るためにも、時間は1分厳守で行ってください。

3. ゆっくりと深呼吸を3回繰り返す

とてもシンプルなことですが、深呼吸を3回するだけでも心穏やかな状態に1歩近づくことができます。ゆっくりと息を吸いこみ息を止め、またゆっくりと静かに長く息を吐き出します。ろうそくの火を吹き消すくらいの静かな呼吸を心がけてください。脳にじゅうぶんな酸素が行き渡ると、精神状態もしぜんと落ち着いてきます。

ストレスを減らすために効果的なことは??

穏やかな精神状態になかなかなれないのはストレスがたまっているからかもしれません。ストレス軽減に効果的なこととはなんでしょうか?

1. 十分な睡眠をとる

睡眠が足りないとコルチゾールというストレスホルモンが増え、疲れやすくなったりイライラが溜まりやすくなります。忙しい毎日でもネットやテレビでダラダラ夜ふかしせず早めに寝るようにして規則正しい生活を送ることが、ストレスを減らすためにも大切です。

2. 適度な運動をする

ハードな運動はかえってストレスを増やしてしまいますが、心地よいと思えるくらいの適度な運動がストレスホルモンを減らすうえでも効果的といわれています。体を動かすことで筋肉が鍛えられると細胞が活性化され、ストレスホルモン低下につながると考えられているのです。ウォーキング・サイクリング・ヨガ・水泳などを30分ほど行うことで、筋肉量を増やすことができます。

3. マルチタスク(一度に複数のことを行うこと)をやめる

現代人はなんでも効率よくすすめようとマルチタスクにはしってしまう習性がありますが、これがかえって脳への過剰な負担となりストレスの原因に。「急がば回れ」というように優先順位をはっきりとさせひとつひとつ対処していくほうがミスも少なく、確実に作業をこなしていくことができます。

2015.10.08

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。