失敗も悪いことばかりじゃない!! ポジティブな発想転換のヒント

2015.10.03

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どんな人でもミスや失敗はかならず経験しているはず。でもそのたびに自信喪失したり、過剰にストレスを抱えこんではきりがありません。失敗してもへこまず、気持ちを切り替えて全身するには、どうすればいいのでしょう。そのための発想転換のヒントをご紹介したいと思います。


失敗した自分を過剰に責めたり、否定しない

たったひとつの失敗で挫折感をおぼえたり、自己否定にはしってしまう人がいます。でもそれは自分に「私は絶対そんな失敗はしない」という幻想を抱いているだけではないでしょうか。
人間なら誰だって失敗やミスはあります。どんなに完璧に見える人だってじつはいろんな失敗をしていて、それを知られないようにしているだけでしょう。失敗したり物ごとがうまくいかないのは人生の一部であり、恥ずかしいことでもなんでもありません。まずは自分を過剰に責めたり、否定してしまう気持ちをとりさりましょう。

失敗は、自分の欠点や苦手なことを明らかにしてくれる

やるべきことは分かっているのに手をつけるのを先送りにしたり、時間がないのをいい訳にしたり、自分にはできないと最初からあきらめたり……。そんなことが失敗の原因になっていたりしませんか?
失敗はたしかに手痛い経験ですが、「なぜ失敗したか」ということをよく考えていくと、かならず自分の欠点や苦手な部分にたどりつくはずです。それに気づけば、改善するためにはなにをすればいいかおのずとはっきりしてきます。人生のどこかの時点で、こうした自分の短所や欠点と向きあわなければならないときがあることでしょう。
そしてそれを克服すれば、よりよい自分になれるし、もっと自分を好きになることができます。そうなれば自己肯定感も高まり、何ごとにも自信が生まれます。失敗は自分自身のステップアップにとって欠かせない過程と考えてみてはいかがでしょう。

失敗によって、それまでに考えていなかった選択肢が生まれることもある

失敗はたしかに誰だって嫌だし、避けたいものです。それでも失敗したとき2通りの受けとりかたがあると思います。
ひとつはその失敗を致命傷のように感じ、再起不能だと思うこと。もうひとつはその失敗によってそのあとどんな道に進めばいいか考えたとき、思わぬ選択肢が生まれることもある、と考えることです。
もし物ごとがすべて順調にいっていたら考えもしなかったような、ユニークな発想がうまれるかもしれないのです。それが大きな転機になって、運が向いてくることも……。何ごともひとつの面だけで考えず、柔軟に多面的に考えていくことが、人生をたくましく切りひらいていくコツだと思います。

最後に

「失敗というのは存在しない。あるのは教訓だけだ」という名言があります。なかなか含蓄のある言葉ですね。
大切なのは、失敗からなにかを学びとり二度と同じ過ちを繰り返さないこと、これにつきると思います。むしろ失敗は、さらなるステップアップに欠かせないものだと思えるようになれば、めげたりへこたれることもなく、明るく前向きな気持ちですすめることでしょう。失敗を新たなチャンスに変えられるかどうかは、自分自身にかかっています。

▽ 参考記事(海外サイト): Oops! I did it, again. Why making mistakes can be a good thing

2015.10.03

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。