八方美人は損するだけ! 鍛えるべきは“断る力”です!!

仕事でもプライベートでも周囲の人の気持ちを気にしすぎて、嫌なことや気の進まないことをはっきり断れない……という人がいます。「嫌われたくないから」という気持ちが働くのかもしれませんが、これはむしろ自分自身を追いこんでしまう悪しき習慣なのです。
時間や能力に限りがあるなかで、すべてことを完璧にこなそうとするのは非現実的な話。なにを最優先すべきか、ほんとうに今やる必要があるのか、誰のためにやるのかを注意深く考えて、ときにはきっぱりと断ることが、ストレスを抱え込まず自分を守ることにもつながります。ではそんな“断る力”を鍛えるにはどうすればいいか、考えてみました。
自分自身のニーズや声を“断る”には??

これだけ膨大な情報が日々飛びかっていると、「今日一日自分がなにをすべきか」ということも上を見ればきりがありません。入ってくるさまざまな情報に反応し「あれも、これも……」というのでは、とても身が持たず、ストレスがたまっていくばかり……。
現代の私たちは、あえて「なにもしない」という行動をとることが苦手で、つねになにかをしていなければ気持ちが落ち着かないという悪いクセがありますが、まずはそんな思考法をストップ! そして、自分はなんのためにそれをするのか、今やる価値や意味があるのかを考えて、日々の「やるべきことリスト」にも優先順位をつけて書き出してみましょう。また「あえてやらない」ことをリストアップするのも有効な手段です。
他人からの要求やお誘いを“断る”には??
「今日中にこれやっておいて」「○○さんならできると思うから」というセリフとともにいろんなことを任されたり、ほんとうは気が進まない飲み会なのにお誘いを受けたり……。そんなときとりあえず相手の機嫌を損ねたくないので、「はい」と答えていたりしませんか?
でも自分ができることには限界もあり、なんでも引き受けていては終わりが見えません。それに気の進まないお誘いに毎回のっていては、ほんとうに好きなことをする時間もどんどん減っていきます。それでは日々満足した生活なんてとてもできません。だから、しっかりと「断れる人」になることも、大人にとっては大切なことです。
気持ちが伝わる“断る”コトバとは??

もし仕事で頼まれたことを断るなら、「すみません。でも今日中に○○を仕上げることが最優先なので、ムリです」と応じられない理由を具体的にあげて、断るようにしましょう。さらに、「今日はムリですが、明後日以降なら対応できます」というように、タイムフレームを変えて自分に合ったスケジュールを提案してみてもいいでしょう。
プライベートや仕事以外のお誘いについてだったら、「誘ってくれてありがとう。でも先約があってその日は行けないの」と、まずは「声をかけてくれたことはうれしい」という気持ちを出すことです。相手にもよりますが、そんな気持ちが伝われば相手に不快感を抱かせることもないでしょう。
そして断ることを失礼だと考えないように! できるかわからないことを安請け合いしたり、気が進まないのにムリして誘いに応じたりするほうが、相手にとって失礼だということもよくあります。無理して応じるよりは、断るほうがおたがいにとっていいこともあるでしょう。
断るときはていねいに、でもはっきりと断ること。こちらの気持ちが揺れていると相手からごり押しされることもあるので、そのあたり毅然と「いいえ」と断ることがかんじんです。
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