『SATC』のような友情関係は無理!? 30代以降も友情を維持する秘訣!
30代以降の女の友情は守るのが大変になってきます。なぜなら、結婚によって人生が一変する人が増えてくるからです。さみしいのですが、20代のころのように当たりまえに友だちと遊べる環境はなくなってしまいます。さて、そんな30代以降の女の友情をどのようにして守っていけばいいのでしょうか?
友だちとベストな距離感で付き合う
既婚・未婚・子どもの有無と、30代以降の女性の環境をおおきくわける要素は4つに分類できます。これだけ枝わかれしていく人生の中で友情を守っていくのは至難の業。人気海外ドラマ『Sex and the City』のように、それぞれ環境が大きく違うのに変わらぬ友情を維持し続けることがどれだけ不可能に近いのか、30代の女性なら知っているのではないでしょうか? そんな状況のなかで変わらぬ付き合いを維持するのは難しいので、少し距離感のある関係に変えていくといいかもしれません。
これまで月1で会っていた友だちでも「話が合わないな」と感じることが多くなったら、半年に1回会うなどして会う頻度を落としていくといいでしょう。距離感のある付き合いを心がければ、友情を維持できる可能性も高まりますよ。
友だちに悩みを相談するのは卒業する
20代の頃は、友だちに悩みを相談することが友情のひとつの証だと信じて疑わなかった人も多いのではないでしょうか? ですが30代以降、女の人生が枝わかれをし始めてからは友だちに悩みを相談しても、共感をえにくいだけではなく友だちからのアドバイスも的外れなものが増えていきます。それはそうですよね?
人生じたいが枝わかれをしているのですから、既婚で子育て中の女性が未婚の女性に「子育てが大変で困ってる」なんて悩み相談をしても、未婚の女性は的確なアドバイスを送ることもできませんし共感もできないでしょう。ただ「分かってあげたい」という気持ちだけでは、悩み相談にこたえられなくなってしまうのですね。ですから20代のころのように頻繁に悩みを友だちに相談するのはひかえたほうがいいでしょう。それよりも同じ環境の人に軽く打ちあける程度にとどめておいたほうが賢明です。そうすれば友だちに負担をかけることなく友情を継続できますよ。
友だちの環境を過度にうらやまないこと
友だちの環境が自分とは違うからといって過度にうらやむのはやめたほうがいいでしょう。友情を壊す原因になりかねません。女同士である以上多少の嫉妬はつきものですが「いいよね○○ちゃんは!」なんて会うたびにいわれたら、いくら大好きな友だちでも会いたくなくなってしまうものです。
またマウンティングもしないように気をつけてください。心の中で自分とは違う環境の友だちにたいしてマウンティングをしていると、それがどうしても言動に出てきてしまうのですね。そうなるとマウンティングされた友だちは何となく嫌な気持ちになって、あなたに「会いたくない」と思うようになってしまいます。女の友情を守りたいのなら、相手の立場を尊重すると同時に自分に与えられた環境を卑下しないことが何よりも大事ですよ。