パパっと作って「料理上手」に仕上げるために揃えておきたい6つのもの【前編】

みなさん、お料理はしますか? 自分のため、友達や彼氏にふるまうため、はたまた家族のために毎日頑張ってる方も多いですよね。

まずくはないけど、なんだかパッとしない……?

自分の料理を「なんとなくパッとしないな」と思うことってありませんか? 筆者もあります。そんな方のために、これらを揃えておけばササッと作ったのにワンランク上の仕上がりに感じさせるグッズ&食材をご紹介します。


そろえておきたい6つとは?

1: 圧力鍋

いきなりハードル高い! と思わないでください。今ではとても扱いやすいものが増えていますし、なにより料理の幅がひろがります。そしてラクちんです。
たとえばポトフ。材料をざっくり切ってブイヨンと水と一緒に煮込むだけ……の簡単料理ですが、圧力鍋があれば玉ねぎはとろとろキャベツはしんなりして甘味たっぷり、なんだかとても時間をかけた風の料理になります。安いお肉を安いワインで煮込んでも、ほろほろに仕上がりビストロのよう。簡単に「料理上手風」になれます。

2: ハーブ類

ハーブ類があると、ぐっと彩りも味わいもよくなります。まずなにから買えば? という方はバジルとパセリを買ってください。生のものではなく、細かく刻んで乾燥させて瓶詰になっているタイプです。先ほどのポトフであれば、仕上げにバジルとパセリをかければぐっと香りと彩りもよくなりますし、風味が複雑になります。バジルはとくにトマトとの相性がいいので、トマト煮込み・パスタなど幅ひろく使えます。パセリはコンソメスープにかけてもよし、オムライスにかけてもよしの便利なハーブです。
もう一段階進むなら、ローリエ(こちらは葉のまま)がおススメです。煮込み料理のお鍋にポンと入れればお肉のくさみをとってくれるので仕上がりがよくなりますよ。

3: こった塩と胡椒、スパイス類

こちらも、ふるだけでワンランク上の仕上がりにしてくれます。まず塩は、基本のシンプルな塩に加えて「クレイジーソルト」があると便利です。岩塩に数種類のスパイスやハーブがブレンドしてあり、肉にも魚にも野菜にもあう万能選手。ステーキやソテーに振ってもいいですし、サラダにこのクレイジーソルトとオリーブオイルをかけて和えれば「ドレッシングは手作りなの」といってだすことができます。
もう一つおすすめなのが「レインボーペッパー」です。黒・白・緑・赤それぞれのこしょうがミックスされており、単にコショウを振るより複雑みのある味がだせます。こちらも、煮込み料理の最後の味の調整に使うもよし、炒めもののアクセントにもよし、オイルとソルトとあわせればさらにプロっぽいドレッシングになります。
無限にあるスパイスのなかでもまずそろえておくと便利なのが、クミンパウダーとカレー粉です。クミンパウダーは、香りはカレーのような香ばしさがあり、少しエスニックな雰囲気です。食欲を刺激しいいアクセントになるので、お肉にもお魚にも使えますし、筆者がよく使うのはチキンライスです。ブイヨンとケチャップだけではなんとなく味がぼんやりするときクミンを振ると、食欲をそそるうえに味もプロっぽくなりますよ。
カレー粉はみなさんよくご存知ですが、カレー作り以外にも大活躍します。湿気に弱いので、小さい瓶入りのものがよいでしょう。炒めものの味つけにしてもいいですし、チキンにふりかけてオーブンで焼くとこれもおいしいです! 男性は大抵カレーの味が大好きなので、がっちり胃袋をつかんでください!!

2015.09.01

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記事を書いたのはこの人

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Written by 吉原由梨(ヨシハラ ユリ)

東大法学部卒業後、外資OL、秘書職を経て、現在は都内で夫と二人暮らしのフリーライター。30代初級者。 趣味は読書、グルメ、美容と健康の研究、マッサージ巡り、人間観察etc. 自身の経験や思索、あとは好奇心の赴くまま、幅広いジャンルのコラムを書いていきます。 Twitter:@yuriyoshihara ブログ:http://yuriyoshihara.blog.jp 写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子