美腸作り&疲労回復には梨がおススメ! 簡単すぎる梨レシピもご紹介!
こんにちは! インナービューティー研究家・フードコーディネーターの國塩亜矢子です。9月~10月にかけては梨(なし)、とりわけ日本梨がおいしい季節。日本梨の旬を追いかけるようにして12月頃までおいしくなるのが西洋梨(洋梨)です。
今回はそんな梨のビューティーポイントについてご紹介したいと思います。
うれしい疲労回復効果
梨は80%以上が水分で、シャリシャリとした独特の食感が特徴的。ほどよい酸味と喉に染みわたる甘みは飽きのこないおいしさです。そんな梨には果糖・リンゴ酸・アスパラギン酸・クエン酸など、複数の酸が豊富に含まれています。これらの酸は体内の疲労物質の代謝をサポートし、疲労回復効果が期待されています。
カラダが疲れがちな季節の変わり目、旬の梨を食べて疲れを溜めこまないようにしましょう!
食物繊維とソルビトールで美腸作り!
梨には100g中に約0.9gの食物繊維が含まれています。これはリンゴの60%ほどの量で、果物のなかでとびぬけて多いというわけではありません。注目すべきは、梨に含まれるソルビトールという成分。ソルビトールは腸内環境を整え、便通をよくするのに役立ちます。ソルビトールはブドウ糖から合成されてできる糖アルコールの一種で、強い甘味をもつため甘みを加える食品添加物としても広く利用されています。
梨の簡単アレンジレシピ
切りわけて生のまま食べてもおいしい梨ですが、ひと手間かけてアレンジすればよりおいしく、いつもと違った味わいを楽しめます。
それでは、料理が苦手な人でもOKの簡単アレンジレシピをご紹介しましょう!
梨の生ハム巻き
切った梨に、生ハムを巻きつけるだけ。生ハムの塩味、梨の酸味と甘みがあわさって絶妙なハーモニーを奏でます。ワインのおともにもおススメ!
<材 料>1人分
・ 梨……半分
・ 生ハム……2枚
<作り方>
1. 梨は皮・芯部分を除き食べやすい大きさに切る
2. 生ハムを巻きやすい大きさに手でちぎり、梨に巻きつける
3. ピックで刺せば完成!
梨ドレッシングとたっぷりレタスのシンプルサラダ
食物繊維豊富なレタスとあわせて美腸効果UP! 抗酸化作用が高いオリーブオイルや亜麻仁オイルをドレッシングがわりにかけましょう。
<材 料>1人分
・ レタス……2枚
・ 梨……6分の1個
・ 亜麻仁オイル……小さじ4分の1
・ 黒こしょう……少々
<作り方>
1. レタスをよく洗って水気をしっかり切り、食べやすい大きさにちぎる
2. 梨の皮をむき芯の部分をとり除いてすりおろす。そのあと、亜麻仁オイルと黒こしょうを加えてよく混ぜる
3. レタスを器に盛り、2のドレッシングをかけていただく
いかがでしたか? これから冬がくるまで長く楽しめる梨。ぜひいろいろな食べ方で楽しみながら、美しい腸・疲れ知らずのカラダを手に入れましょう!