使っているとダサいかも!? ネガティブな流行語に惑わされず「自分軸」を持とう!
「草食系男子」「肉食系女子」「リア充」にはじまり、次から次へと造語が生み出されている昨今。恋愛や日々の暮らしをちょっと面白おかしくしてくれるような造語なら大歓迎! 逆にネガティブ要素しかないような造語には注意が必要……というか、スルーすべき! と思いませんか?
ネガティブ造語、「マウンティング」
以前、人気ドラマで登場して一躍有名になった造語といえば「マウンティング」。
「なにそれ、登山のこと? それなら任せて!」と反応した“山ガール”の皆さん、残念ながら違います……。
「上から見下す」「優位性を見せつける」といった意味合いで、人間関係におけるネガティブな造語として使われるこの「マウンティング」。じつは筆者、最近知ったのですが……正直、知る必要もなかった言葉だと感じています。
女友達やママ友のあいだでも、「このまえ、Aさんと夏休みの話をしていたら何気にマウンティングされた!」なんていうふうに使われているようですが……。うーん、この言葉をあえて使うことに違和感があるのは筆者だけでしょうか?
知ってしまうと使いたくなるのが女の性(サガ)?
「草食系男子」や「肉食系女子」といった言葉も、一昔まえの女子トークではとびかうことがなかった言葉。でも新しい言葉を知ったからには使おう! となるのが人間、特に若い女性の性というもの……!? ただちょっと待って。少し立ち止まって考えてみませんか?
「明るい社会になにひとつ貢献しないようなネガティブ造語」を使っている自分って、素敵だと思いますか? 「マウンティングした、された」とぶつくさつぶやいている女性は魅力的ですか……? 筆者は魅力的どころか恥ずかしいし、正直ダサいなと思ってしまいます。
たとえばあなたが誰かと話しているとき。「マウンティングされた」と思い込むようなことがあったとしても、相手は「マウンティングしてやろう」だなんて意識しているわけではないかもしれません。
「流行追っかけ」<「自分軸」を持つ!
「流行」というのはとても魅力的。それは間違いありません。造語に限らずファッョン・書籍・お店……女性ならば少しは「流行」をおさえておきたいと思うものですよね。
でも、流行をただただ追いかけてそれに乗っかっているだけでは没個性! ファッションも髪型も話し方も、自分の軸や自分のスタイルがあるからこそ、本当に自分に似合うものや好きなものを流行のなかからチョイスできるのです。そして自分に似合うもの、自分が纏う(まとう)べきものを知っている女性はこの上なく美しく感じます。
使う言葉も同じです。どんなにネガティブな造語であっても「流行っているから」「まわりの人が使っているから」という理由で自分も使おうとしていると、知らないあいだにあなたの魅力が半減してしまうかもしれません。そもそもネガティブな言葉を口に出しているときの表情というのは、とても醜いもの。陰口・悪口などネガティブな話題ばかりのグループとは関わらないのが賢明な大人の女のキホンです。
自分軸を持つことで生まれるものとは?
自分の考え方、スタイルなどブレない自分の軸がしっかりと確立されてくると人はとても楽になります。なぜなら“ムダ”がなくなるから!
人間関係では自分が深く長く付き合えるような大切な人たちとつながることができ、息が詰まるようなムダな人付き合いはきっと少なくなるでしょう。ファッションでは、着まわしがきくアイテムや自分に似合う色がわかりムダ買いや衝動買いが少なくなり、飽きとも無縁になるはず。
流行の造語を知ったとしても、面白いものやポジティブなものだけを取捨選択して使いこなし、会話の潤滑油にさえすることができるかも。逆にネガティブな造語は「へ~、そんな言葉もあるのね」くらいの気持ちで軽くスルーして、まったく気にもならなくなりますよ。
このように“ブレない自分軸”を持つことで生まれるメリットはたくさん!
一度きりの貴重な人生。自分の人生のプロデューサーは自分です。ブレない自分軸をしっかりと確立し“ムダ”を脱ぎ捨て、つまらないネガティブな流行の造語に惑わされることなく大切な人たちと充実した毎日を送りたいものですね。