体幹があると疲れにくい! 赤ちゃんに見習う体幹トレーニング
体の疲れを感じやすい人は、体幹が弱っているケースが多いのが特徴。体幹が弱ることで、立っていたり、座っているだけでも疲れを感じてしまいます。体を支えるための体幹は、生きていくうえでは大切なもの。疲れを感じやすい人は、まず体幹を鍛えてみるといいかもしれません。
でもやっぱり運動が嫌い
体を動かすことって、実際に行動するより心を動かす方が大変。運動が嫌いだとより、体を動かすなんて! と思ってしまいますよね。でも、本当に簡単な運動ならどうでしょう? 実際に、簡単に体幹を鍛えられる方法が。
ちょっとした動きが体幹を鍛えている
簡単な運動は、赤ちゃんに見習うのがポイントです。体を寝返らせることができたら、生まれたての赤ちゃんにとっては一歩を踏み出した証拠。その次はハイハイです。両手両足をついて動くことをはじめます。これらの動きは立派な運動! 体幹を鍛える運動となっています。
人間の動きに注目した人
この赤ちゃんの運動をトレーニングとしてとり入れたのが、アメリカで活躍しているロバート・オオハシ氏(理学療法士)です。人の動きは自然な動きをしていれば、体幹ができあがりケガもしにくくなるといわれています。
これぞ自然な動き!
赤ちゃんが寝返る、ハイハイをするといった動きは、だれが教えるでもない自然な動きだからこそ、できるようになるんですね! そんな赤ちゃんの動きには共通点が。それは股関節の動きです。自然な動きができる股関節の動きを身につけると、ムダのない動きができるようになります。
有名アスリートも実践
この赤ちゃんの動きをとり入れた運動は、あの有名なアスリートの選手も行っていたとか。テニス界でも有名な錦織圭選手や、ハンマー投げで有名な室伏広治選手など。どちらの方もトップアスリートとして有名ですよね。
赤ちゃんを観察
赤ちゃんのトレーニングをとり入れるのだから、一番の先生は赤ちゃんでしょう。寝返りをうつとき、赤ちゃんは両手両足を使えない状態。同じように、両手両足を使わない寝返りに挑戦してみましょう。また、両手両足を使ったハイハイも、じつは重労働! 実際やってみると、いい運動になります。
だれにでもできる
実際に寝返りやハイハイなどの動きは、だれでもできることですよね。実際にトレーニングを受けることができなくても、赤ちゃんをお手本にまねしてみるといいかも。手や足にあまり筋肉のない赤ちゃんの動きは、体幹しか使えない動きです。よぉーく観察してみましょう。
自宅でできる
赤ちゃんが近くにいなくても、自宅で手軽にできる運動です。動画などのかわいい赤ちゃんのハイハイ映像をスマホなどで手軽に検索できちゃいます。しかも、動いてもうるさくないし近所迷惑にもなりませんよね。
運動嫌いならなおさら!
運動嫌いな人ならなおさらおすすめな運動です。力をいれず、筋肉を使わず、体幹だけを意識した運動。しかも外にも出ず、動く範囲も家のなかでだけ。手軽に運動をしたいなら赤ちゃんの動きをマネした体幹トレーニングを行ってみては?
▽ 参考記事: 【テニス】錦織圭、全豪直前の心境「もう僕も、若手ではない」