【妊活レシピvol.3】 枝豆・モロヘイヤの甘酒スープ
こんにちは。インナービューティー研究家・フードコーディネーターの國塩亜矢子です。
シリーズでお送りしている「妊活レシピ」。今回は暑い夏でも無理なく美味しくいただける「スープレシピ」をご紹介します!
枝豆とモロヘイヤの豆乳甘酒スープ
材料
・枝豆: 約60g(さや入り)
・モロヘイヤ: 5本
・甘酒: 小さじ1
・豆乳: 200ml
・塩: 適宜
・ブラックペッパー: 少々
作り方
1. 鍋に塩ひとつまみを入れて湯をわかし、洗った枝豆を約3分茹でる。ざるに上げ冷水で冷やす。あら熱がとれたらさやから実をとりだす
2. モロヘイヤを熱湯で約1分茹でる。ざるに上げ冷水で冷やす。粗熱がとれたらザク切りにする
3. ミキサーに(1)、(2)、甘酒、豆乳、塩ひとつまみを入れて、全体がよく混ざるまでかくはんする。食べる直前まで冷蔵庫で冷やす
4. 器に注ぎ少し混ぜる、ブラックペッパーをまぶす
妊活に不可欠な栄養素「葉酸」とは?
枝豆には、妊娠初期に必要とされる「葉酸」が豊富に含まれています。この葉酸、妊娠が判明してから(=約妊娠2か月ころ)あわててとるより、妊娠を望んでいる場合は妊活中から積極的にとっておきたい栄養素。葉酸はビタミンの一種で、DNAや赤血球の合成に関わるビタミン。細胞分裂がさかんな妊娠初期(妊娠12週ころまで)の胎児の成長に不可欠とされており、不足すると胎児の神経系障害を引き起こすリスクがあります。
枝豆×モロヘイヤで妊活力アップ!
大豆が熟す前の状態で収穫される「枝豆」。枝豆には葉酸だけではなく、ビタミンCやカルシウム、食物繊維も豊富に含まれています。また「王様の野菜」ともいわれる夏野菜の「モロヘイヤ」。モロヘイヤには細胞の老化を防ぐ抗酸化作用の高いビタミンEをはじめ、ビタミンC、ビタミンB、カロテン、カルシウム、鉄分などさまざまな栄養素が含まれています。以前のコラムでもご紹介したように、妊活には血液を作り子宮の壁をふかふかにする鉄分も不可欠。ビタミンや鉄分をバランスよく含むモロヘイヤは「妊活の野菜」ともいえるかもしれません。
いかがでしたか?
妊活をサポートしてくれる夏野菜、枝豆とモロヘイヤ。女性ホルモンの働きをサポートする大豆イソフラボンを豊富に含む豆乳や、夏バテ防止にも効果的な栄養満点の甘酒と合わせて飲みやすい冷製スープにしてみました。食欲が落ちがちな厳しい残暑が続きますが、妊活には栄養バランスの良い食事は不可欠。工夫しながら美味しく楽しい妊活ライフをお送りくださいね!