ハイスペックなのになんで? 採用担当者が語る、面接に落ちる理由4選
新卒採用まっただなか! 皆さん、進捗状況いかがでしょう? 学歴や職歴には自信があるのに、なぜか落ちてしまう……。そんな悩みを抱えてる人も少なくないと思います。
今回は某大手企業の人事の方に面接に落ちる方の特徴を伺ってきました。本命面接に行く前にぜひ、ご一読を……!
自己評価が高すぎる
「自信を持っていることはいいことですが、過信し自己評価が高すぎる人。こういう人は落ちてしまう可能性が高いと思います。冷静な目で自分を見つめなおし、そのなかで地に足のついたアピールをするのが好印象を与えるポイントなのではないでしょうか」
▽ 「アピールしなきゃ! イイとこみせなきゃ!」と背伸びをしたくなるのはわかりますが、盛りすぎたぶっとびアピールはNG。人事がききたいのは壮大な偉人伝でなく、あなた自身の経験や成長談。小さなことでも地味でもいいんです。中身のある、あなた本来のよさを伝えられる話をチョイスしましょう。
一緒に働きたいと思えない
「スペックも大切ですが、そこだけを見ているわけではありません。人間性・キャラクターなど、この人とならわが社で一緒にいい仕事ができそうだなという方にきてもらっています。いうなれば、一緒に働きたいと思える仲間を見つけている感覚です」
▽ 厳しそうでも無表情でも面接官はロボットではありません。スペックを数値化して上位を選ぶのが採用ではありません。スペックももちろん重要ですが、心あるコミュニケーションも同じく重要ポイントですよ。「この人と一緒に働いてみたいな」と思われるよう、愛嬌たっぷり笑顔たっぷりでいどんでくださいね!
精神力が弱い
「ハイスペックでも、圧迫面接で泣いてしまったり、怒られたらすぐ辞めてしまっては会社のなかで生き残っていくのは困難。ある程度のことではめげない、見ごたえある粘り強い方が欲しいですね」
▽ 温室育ちが企業から敬遠される理由はここにあるんですね。どんなにいいものを持っていても、心が弱いとそれを生かす前につぶれてしまいます。「継続は力なり」。なにがあっても入社したら続けて戦力になれるという強さをアピールするといいでしょう。
理屈ばかりで、現実社会を知らない
「現実社会は理屈ばかりではどうにもないこともたくさんあります。そんなときに机上のことだけを語っていても解決にはなりません。フットワーク軽く動いたり、がむしゃらに進んでいったりする力がある方がいいですね」
▽ ハイスペック学生が陥りがちなこのパターン。賢いだけ、学歴だけでは動かないことが世のなかいくらでもあるのです。まだ仕事の経験はないのですから、謙虚にどんな雑務でも紳士的に学ぶ姿勢をみせるべきですね。