【超簡単!】恥ずかしいお腹のキュルキュルをとめるには!?
お腹がすいているわけでもないのに、キュルキュルと鳴ることはありませんか? 「お腹がすいているのかも」と思って食事をとるのは、ちょっと待った方がよいかも。そのお腹の音の原因は、空腹が原因ではないかもしれませんよ。
お腹がキュルキュルと鳴るときって?
食後数時間たってから、または飲み物を飲んだ後にお腹がキュルキュルというのは、お腹がすいているからではありません。身体がちょっと休まってきたときや寝転がったときに、また人によっては運動時などにお腹がキュルキュルとなることがあるのです。そのキュルキュルという音は、胃ではなく腸のなかで発生しています。もしキュルキュルとなったときに胃のあたりではなくおヘソのあたりで鳴っていたら、腸のなかで消化吸収が行われている証拠です。
キュルキュルと鳴ってしまう原因
消化吸収のさいにキュルキュルと鳴ってしまうのは、腸内でガスが発生している可能性が高いです。また胃のなかで食べたものと空気が混じることでも同じような音が発生します。消化された食べ物が腸のチューブのなかを通るとき、ガスや空気があることで消化物が通るごとに音が鳴ってしまいます。この音の原因であるガスは、本来なら体内から排出されなければいけないものなのです。
腸内に残るガス
消化が行われるさい、消化物からガスが発生することがあります。消化が遅くなるほどに消化物が発酵しガスが発生しやすくなります。腸内環境が悪い場合、発酵ばかりが進み有毒ガスが発生するため腸のなかはガスが多くなってしまいます。便秘中だったり腸内に善玉菌が少ないことで、ガスがおならとして外に出ていってくれない場合も考えられます。スムーズな便通やガスの排出は腸内環境をよくするためにも大切なことです。
腸内にガスを発生しにくくするには
腸内にガスが発生しやすい人は、まずは食生活を改めたほうがよいかも。脂質の多い肉や魚は胃での消化が遅く発酵も盛んになります。腸に移動するとガスも多量に発生し吸収が遅くなります。腸内環境をよくしたいなら、一時的にでも野菜が多めの食事に切り替えましょう。海藻類やキノコ類など水溶性の食物繊維を多く含む食べ物も、腸内をきれいに保つのに役立ちます。胃で消化されず腸まで届いてくれるので腸内にとどまった消化物が排出され、悪いガスも一緒に出してくれるのです。また早食いも避けましょう。早食いをすると空気が一緒に胃のなかに到達してしまい、キュルキュルの原因となります。食事のさいはゆっくりと食べるように心がけましょう。
腸がキュルキュル鳴るのをとめる方法
腸のキュルキュルという音は、まわりの人にも聞こえて恥ずかしいもの。そこで音が鳴るのをとめるためにしたいことは、お腹のマッサージ。片手をグーの形にして、おヘソのまわりをゆっくりと円をかくようにマッサージしてみましょう。また同時に呼吸法を取り入れるとさらに効果的です。息を軽く吸い込んだらゆっくりと全部息を吐き切ります。腸の運動が抑えられるのでキュルキュルもとまってくるはず。