汗でできちゃう「あせも」をどうにかするには
汗をかくとできちゃう「あせも」。とくにブラジャーのライン。背中や腰まわりにできやすいため、ついついひっかいてしまいますよね。かゆくて我慢できないからと、爪でひっかいてしまうと、その部分がよりひどくなったり、かぶれてしまうことに。
なぜあせもができるのか
汗によりあせもができてしまう原因に、汗をかきすぎてしまうから、ということがあげられます。通常よりも汗をかきやすい夏は、皮膚の下にまで汗をかくことに。汗が外に出ていくことができなくなるため、皮膚内で水ぶくれができてしまいます。
締めつけ部分がキケン
汗をかきやすい箇所はより危険です。頭皮や首などは汗をかきやすいため、あせももできやすくなります。しかし、より危険な部分は、体を締めつけている部分です。ブラジャーのアンダーや肩ひもの部分、腰のあたりはショーツやスカート、ズボンなどのゴムにより汗がたまりやすくなっています。
できてしまったら
すでに体のかゆみを感じていたら、すぐに対策を。放置しておいてもかゆいだけ、かぶれをひどくしてしまいます。できてしまったらまずは汗をふきとりましょう。シャワーなどで洗い流すのがいいのですが、毎回そんなことはやっていられません。対処として汗ふきシートなどでふきとりましょう。
予防が大事!
汗を拭きとればそれでOK? というわけではありません。そのあとからでもかゆみが発生することに。あせもなどができてしまった部分は、すでに皮膚が弱ってうるおいが抜けている状態です。予防には保湿が絶対条件になります。
夏でも保湿を
汗をかいているから、肌に潤いがあるように感じがちです。しかし、汗をかくほど皮膚はうるおいをなくしています。また、かゆみがある部分は皮膚が荒れているため、保湿をしてあげないと皮膚から水分がどんどん抜けて、カサカサになったり、皮膚から粉が吹くことに。
おすすめな保湿方法
あせもで皮膚がかゆくなり、ひっかきまわしてしまったあとだと、すでに湿疹気味になり赤いポツポツができてしまいます。その部分の汗をよくふきとってから、しっかりとローションやミルクなどで保湿を。皮膚が浅黒くかぶれてしまった場合は尿素クリームなどでの完全保湿がおすすめです。
サラサラさせてあげる
保湿をしてそのまま洋服を着ると、またかぶれる恐れがあります。また、ベトベトしていると気持ち悪いですよね。そこでおすすめなのがベビーパウダーなどを使うこと。保湿した部分にパタパタとパウダーをつけておくと、サラサラとして快適になります。
対策はすぐに!
かゆみを感じるな、と思ったらすぐに対策を! あせもはどんどん広がり、かゆみも増してきます。ひっかいていると色素沈着をおこし、皮膚が黒くなってしまいます。かゆみを感じたらすぐに汗をふきとり、保湿・パウダーをつけてあせも対策をしておきましょう。