日本における薬味の効果がとても有効的!

2015.07.12

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薬味はショウガやネギなど、料理に彩を与えるだけでなく、風味をより豊かにしてくれるもの。薬膳と同じように、消化促進や体を温めるなど薬効効果も期待できるほど。日本にはたくさんの食材を使った薬味があるのでぜひ役立ててみては?

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さっぱりおうどん、お蕎麦には

夏といったら冷たいおうどんやお蕎麦を食べたくなりませんか? この「ザ・夏メニュー」に一緒に添える薬味には夏バテや疲労回復にいいものがたくさんあります。なかでも疲労回復にいいのが梅干し。梅干しをそのまま薬味として使ってもいいし、きざんで練り梅にするのもよし。使い方もいろいろですね。また、定番のネギですが、うどんや蕎麦の薬味として使われている理由に、ビタミンB1の吸収を高める効果があるためです。疲労をより回復しやすい環境にしてくれるので、ぜひ薬味としてとり入れておきたいもの。さらに、何気なく使われている海苔などもあります。海苔は整腸作用があり、とくにお蕎麦などの消化を助けてくれるので、合わせておきたい薬味のひとつなんですよ。

ワサビも薬味のひとつ

お刺身やお寿司などでは欠かせないワサビですが、これも薬味のひとつです。ワサビは消臭効果と殺菌効果が高いので、まさに生魚と相性がピッタリ! とくに蒸して暑くなる夏の季節などは、ワサビを薬味としてつけて食べると安心です。また、香味成文というものがあり、食欲をそそるので消化液の分泌を促進させ消化を助ける役目もあります。
生魚だけでなく、お蕎麦とも相性がピッタリなんです。お蕎麦にはビタミンB1意外にもビタミンB2もたっぷりと含まれています。ワサビはそのビタミンB2の働き自体を高め、糖質、さらに脂質の代謝を活発にしていきます。薬味を加えるだけでも、これだけうれしい効果が得られるなら、ぜひとも付け加えたいところです。

薬味になる野菜はたくさんある

薬味は大きくわけると3つのグループにわかれます。まずひとつ目が「柑橘系」、次に「葉」や「茎」、それから「種子」や「スパイス」、おおまかにこれら3つにわかれます。この3つのカテゴリのなかで日本で代表的なものは、「柑橘系」ではゆずやカボス、「葉」や「茎」類ではシソ・カイワレ・オクラ、「種子」や「スパイス」ではミョウガ・ショウガなどがあります。季節により、食事内容も変わるためそれに応じた薬味が活躍します。
たとえばシソ。シソはお刺身などに添えられていることが多いですよね。シソは食中毒防止作用があるため、お店などでもよく使われるようになっているようです。また、冷奴などの薬味として使うと、口の中で爽やかな風味が広がるので、夏に食欲が落ちたときに食べやすくしてくれる効果も。

夏はショウガの時期

6月を過ぎてくると、ショウガの時期がやってきます。冬に食べると体をあたためてくれるイメージのあるショウガですが、これから出まわるショウガは新ショウガです。ショウガは胃腸の消化器系を助けるため、昔から生薬として使われています。すりおろして使うことで、清涼感のある辛味となり夏の薬味としてはピッタリです。しかし少量で効果が高いものなので、あまりたくさんの量を食べるのはおすすめできません。薬味として少量を使うのが適量のようです。

2015.07.12

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。