お酒が飲みたかったらコレがおすすめ! 「食前酒の効果」

2015.07.09

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楽しくお酒が飲めるなら、ちょっとくらい飲んでもいいよね? もちろん、少しくらい飲んでも、持病などを持っていなければ逆に健康的になることもあります。でも、どうせ飲むならお酒の作用を利用して、心にも体にも効果的な飲み方をしてみませんか?


お酒のイメージが悪すぎる

お酒は飲みすぎることで肝臓に負担がかかりますが、どうしても飲みはじめると楽しくなって飲み過ぎたり食べ過ぎたりしてしまいますよね。そのため、お酒を飲むと気分が悪くなったり、肝臓が弱るなど悪いイメージが大きいです。しかし、お酒の本来の効能は、百薬の長といわれるように体にとってはお薬のような作用をします。

体にいい事

お酒が体にいい作用をする効果として、善玉コレステロールをアップさせてくれることにあります。通常、悪玉コレステロールは動物性の脂や卵などを食べることで増えてしまいます。が、お酒に含まれるコレステロールは善玉コレステロールなので、動脈などに溜まっている悪玉コレステロールを取り除くことができます。しかし、善玉コレステロールが増えるからとたくさん飲んだところで、肝臓に負担がかかることでその効果も意味がなくなってしまいます。体質などにより飲酒の量に違いが出てきますが、ビールなら1瓶、酒なら1合程度など、あくまでも適度な量がいいとされています。

心にもたらすいい事

お酒を飲むことでストレス緩和につながることから、心にもいい栄養を与えてくれます。アルコールが体内に入り込むと、血管が緩んでくるため神経系をやわらげていきます。仕事のあとなど、疲れたりストレスがある中、お酒を飲むことでそれらの緊張を取り除き、心を落ち着かせてくれます。もちろん、お酒を飲み続けていれば緊張がずっとほぐれたまま……というわけではありません。肝臓に負担がかかるので病気になりやすくなります。食欲がないなと思ったり、ストレスで気持ちが高ぶっているときなら、お酒を飲むことで食欲がわいたり、緊張緩和に効果があります。そのため、お酒は適量を飲んで気持ちをやわらげる程度がおすすめです。

飲むなら食前が効果的

お酒を飲むなら食前酒は最適です。お酒を飲んだあとに食事をしっかりとることを目的とすることで、飲み過ぎやお酒を飲みながらダラダラ食べるといったことがなくなります。適量のビール1瓶や酒1合、ワインなら1杯程度を食前に飲むことで、その日の疲れやストレスを取り除き、食欲をアップさせていけます。ビールを飲むと、麦の香りがより気分を落ち着かせる効果があり、白ワインなんかは塩分を排出する効果があるので、夕食に塩分が多めのものを食べるときなどに最適です。その日の気分によって飲むアルコールの種類を変えて楽しむのもいいですね。
もちろんダイエット中でも、お酒を少量飲むことで太ることはありません。むしろお酒とおつまみなどを食事として取り入れると、ついつい飲みすぎたり食べ過ぎたりして、病気や太る原因となります。食前に少し飲む程度が、体にも心にも健康に作用していくので「お酒が飲みたい!」という人はぜひ食前酒をはじめてみては?

2015.07.09

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。