ココナッツオイルにグレープシードオイルも良いけれど……猛暑の夏には万能”○○○油”!
昔からどこのドラッグストアでも売っていて、主に精製して香料などに用いられる「ハッカ油」を、読者の皆様はご存知でしょうか?ミントの葉から抽出されるハッカ油には、実は色々と嬉しい効果がたっぷりなんです。今回のコラムでは、じめじめと暑苦しい夏を快適に過ごすハッカ油の使い方をご紹介いたします。
夏のバスタイムに
この時期のお風呂は、上がった後もなかなか汗が引かないので困ってしまいますよね。そこで登場するのが、ハッカ油です。お風呂にハッカ油を3~4滴垂らして、よく撹拌します。その湯槽に浸かれば、とってもさっぱりクールな気分に!お風呂から上がった後に扇風機に当たれば、クーラー入らずで凍えるほどの涼しさを味わうことができますよ。シャワー派の方はシャンプーやボディソープに1滴垂らすことで、全身がスースーする仕上がりに。シャンプー+ハッカ油は、なんと髪がサラサラになる効果もあるのだとか。
夏のアウトドアに
キャンプやバーベキューなどのレジャーシーンにも、ハッカ油は大活躍!スプレーボトルに無水エタノール10mlとハッカ油20滴を入れて混ぜ、そこに水90mlを入れて振ります。タオルや衣服の裾・袖に吹き付けることで虫除けになるんです。人にも植物にも優しいので、気になる時に気になる場所にシュッシュッとスプレー。ちなみに、自宅の玄関・ベランダ・網戸・エアコン周りにも吹き付けておくと、蚊だけではなくゴキブリ対策にもなります。
夏のカビ防止に
ムシムシ、ジトジトする日本の夏にこそ持ってこいのハッカ油は、防虫はもちろん、防カビ効果もあります。衣類の害虫やバッグのカビ防止には、ティッシュやハンカチにハッカ油を少量含ませて、タンスやバッグの中などに入れておきましょう。またハッカ油には消臭作用もあるので、トイレや靴の芳香剤としても利用されているようです。
夏の寝苦しい夜に
熱帯夜にクーラーを付けたまま寝ると、逆に体が疲れて風邪を引いてしまうことも……。だけど涼しく安眠したい! という時にも、ハッカ油は役立ちます。いつもの枕(もしくは枕元)に1滴垂らすことで、爽やかで心地好い眠りが期待できます。さらに朝起きた時には、ハッカ油をマウスウォッシュとして活用しましょう。コップ1杯の水に、ハッカ油を2滴。口に入れてすすげば、夏のお口トラブルもスッキリ爽快。いやなネバネバ感が一瞬で消え去ります。
いかがでしたか? 意外な使い方や驚きのバワーがありましたね。
ハッカ油は
1. 一度にたくさんの量を投入しない
2. 匂いに気を付ける
3. 肌に合うかどうかをチェックする
などに気を付けて使用することが大切です。今年の暑さはハッカ油で乗り切りましょう!