日中のモヤモヤ、仕事・家事が思うようにできない理由
お昼を過ぎて、仕事や家事に追われ忙しくしているのに、だんだんとモヤモヤしたりイライラしてくることってないですか? そうなると作業効率が落ちてくるため、いくら頑張ろうと躍起になっても余計にモヤモヤが頭の中をしめてしまうことに。イライラするため他人にあたったり食べ物に逃げたりと、あまり心にも体にもよくありません。
モヤモヤ、イライラがくるとしてしまうこと
モヤモヤやイライラが大きくなってくると、どうしても集中力が続かずに仕事も家事もうまくこなすことができません。頭も働かないので、仕事中にちょっとしたミスをしてしまったり、余計な仕事を増やすなどの原因にもなることに。しかも気持ちに余裕がなくなるため、人とのコミュニケーションをうまくとることができなくなります。仕事もそうですが、育児中などで子供にあたってしまい、あとで自己嫌悪になることもありますよね。人によってはイライラのほこ先を食べ物でうめることもあります。甘いものや歯ごたえのあるものなど、脳に刺激を与えるような食べ物を食べがちです。
酸素が足りてない?
日中になると、朝からの活動により神経を多く使っている状態です。起きている最中は、交感神経が活発化し、活動しやすいよう神経が過敏になっています。交感神経が活発になっているとき、無意識のうちに呼吸が浅い状態です。呼吸が浅くなると体内への酸素供給が減ってきてしまいます。とくに、脳は酸素が足りなくなると、細胞への酸素供給がいきわたらなくなり、脳の活動が低下してしまいがちに。脳の働きが悪くなるため、モヤモヤやイライラの原因となります。
意識のむけどころ
モヤモヤやイライラの原因が酸素不足の場合、やはり意識の向けどころは呼吸です。無意識のうちに呼吸が浅くなる日中は、仕事や家事に忙しいけれども、一度手を止めて深呼吸などをして酸素を体内にいきわたらせてあげることが必要です。モヤモヤしながら作業を続けていては効率が悪くなるので、休憩を入れながら呼吸をしっかりしてあげましょう。日中の忙しさは、自分の体を意識しづらい状況してしまいます。お休みを入れることは、自分の体の状態に意識を向けやすくしてくれます。大きく呼吸をしてたっぷりと酸素を体内に供給してあげてください。
呼吸がうまくできない
しかし、いざ呼吸をしようとしてもうまく呼吸ができなくなることがあります。あまりにも仕事や家事に集中しすぎていると、呼吸に意識を向けることが難しい人も少なくなりません。呼吸をしているのになぜか苦しく感じる人、そんな人は呼吸をするときについつい力んでしまいがちです。体をリラックスした状態にすると呼吸がうまくできるようになります。呼吸がうまくいかない場合は、あお向けに寝転がり両手両足を大きく広げた状態で呼吸すると、深い呼吸をおこなえます。
また、仕事場などで寝転がれない状況の人は、背を壁にもたれかけ、頭もしっかりと壁にあずけたら、少し上を向いて深く呼吸してみてください。体を壁に預けることで、体の力を抜いていくことができます。呼吸をするだけで脳への酸素供給ができ、少しすっきりとしてきますよ。