幸せを感じられるスキンシップはオキシトシンの分泌を増やすこと

2015.07.14

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

好きな人とのスキンシップは、幸福感や信頼感をアップさせてくれます。スキンシップをとることで、お互いが信頼しあえる関係を保てるため、とても大事なことです。家族や恋人とスキンシップをとればそれほど中も深まっていくので、良好な関係を保つためにもないがしろにはできませんね。


オキシトシンが分泌される

母親が子どもを抱きしめると、子どもはオキシトシンが分泌され、安心感をあたえられます。泣きじゃくっていても母親に抱きしめられることで安心して泣きやむのは、オキシトシンが分泌されていることに関係しているようです。また抱きしめた側の母親からもオキシトシンが分泌され、わが子が愛おしく感じるようになります。オキシトシンが発生することで母親は母乳が出てくるため、わが子を愛おしいと思うほどそのホルモンが活発になってきます。また、これは人間だけでなく哺乳類全般に分泌されるホルモンです。

男性からもオキシトシンが

オキシトシンは男性からも分泌されるホルモンです。手をつないだり、同じ空間で食事をしているだけでも分泌され、幸福感や信頼感をお互いに感じられるようになります。しかし逆にストレスをあたえるようなことがあると、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌され、気持ちがはなれてしまいます。お互いの関係を良好に保つことで、オキシトシンが分泌されやすくなり、ストレスホルモンを抑制していきます。男女ともに仲良く過ごすと、より信頼感・幸福感をお互いに感じやすくなります。

ストレスを感じたら

日々ストレスを感じるなら、幸福感をあたえてくれるオキシトシンを分泌させると気持ちがやわらぎます。人とのスキンシップによりオキシトシンが分泌されやすくなりますが、それ以外にもペットと触れ合うだけでもオキシトシンが分泌されます。生きものに触る触覚は五感に刺激をあたえるため、ホルモンの分泌に影響があるようです。

運動でも効果あり

ストレスを強く感じるとき、より強度の高い運動をするとオキシトシンが分泌されるようになります。たとえばランニングも「ちょっと気持ちいいかな」より少し多めに走るとよりオキシトシンが分泌されるといいます。強度の高い運動をすることで、防衛本能からか、オキシトシンの分泌が盛んになるようです。

ダイエットにも効果があるとか

オキシトシンが分泌されると、幸福感からか気持ちが安定するため食欲がおさまるようです。また運動量に関係なく脂肪も燃焼されやすくなり、内臓脂肪などに変化が出てくるそう。ホルモンの中でも注目のオキシトシンを分泌させて、幸せな気持ちを感じられたら毎日楽しく過ごせますよね。人とのスキンシップを大事にする、ちょっとお疲れ気味なら動物たちと触れ合う、家族と仲良く食事をする――など、さまざまな方法でオキシトシンを分泌させていきましょう。

2015.07.14

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。