仕事のプレゼン、結婚式のスピーチなど人前で話すときに自信が持てるたった2つのポイント
大人になっていくと、否が応でも人前で話さなくてはいけない機会って増えますよね。仕事でプレゼンとしないといけなかったり、友達の結婚式でスピーチを頼まれると緊張で夜も眠れないくらいプレッシャーになってしまう、という女子もいらっしゃるのではないでしょうか。人前で話すときに自信が持てるためには、たった2つのポイントを抑えるだけで良いのです。2つのポイントをまとめてみました。
大事なのは、話す内容よりも態度
よく言われることですが、「ゆっくり、堂々と」話すのと「焦って早口で小声で」話すのでは聞き手の印象が全く違います。スピーチの内容を全部覚えている人なんてほとんどいません。テレビのアナウンサーなどをイメージしてもらうと分かりやすいと思いますが、話した内容よりも、「着ているファッション」や「表情やメイク」の方に印象が強く残っていませんか? どのニュースを誰が話したかよりも、太った、痩せた、髪が薄くなった、老けたなどといった外見の印象の方が記憶に残っているかもしれませんね。
堂々と背筋を伸ばして、いかにもスピーチに慣れているような態度で臨むと、聞く方はその印象が強く残るもの。何を話そう、と考えて焦るよりも姿勢よく、聞く人達の顔をゆっくり見回して一人ひとりに向けて会話をするように話すことを意識してみましょう。
また、一度に多くの情報を話そうとしないことも大事です。伝えたい話題を絞って丁寧に話す方が印象はぐっと良くなります。目新しいことを話そうとするよりも、本当に伝えたいことを絞り込んで、それを伝えるときには自分ではゆっくり過ぎるくらいのペースで話すと伝わりやすいですよ。
唇ブルブル体操を日々の日課にする
スピーチをする際に声って重要ですよね。よく通る美声だと同じ内容をしゃべっていても3割増し、いえ、5割増しくらいに聞こえたりします。声って実は話し方のクセを直すと改善できる要素が強いのです。声が通らないことにコンプレックスを持っているのであれば、自分でできるトレーニングで簡単に改善できますよ。
歌手や役者さん、アナウンサーの方などがボストレーニングに使う「唇ブルブル体操」を知っていますか?
腹式呼吸を使って、「ブルブルブルブル」と声だしながら唇を呼吸の振動でブルブルさせる練習法です。普段意識して腹式呼吸をしていない人は唇をブルブルさせるという動きがわからず「ブルブルブッ」くらいの短さしか続けられないかもしれません。こうなってしまうのは、お腹からではなく喉から声を出してしまっている証拠です。長時間話すと喉が嗄れてしまったりするのはお腹から声が出ていないからかもしれません。ブルブル体操に慣れると、唇を動かそうとしなくても腹筋への意識だけでブルブル体操が続けられるようになります。この唇ブルブル体操をマスターできると、声が通らなくて小さな声しか出ないという悩みがなくなり、長時間発声しても疲れなくなりますよ。
ネットで「唇ブルブル体操」を検索すると動画でも方法が出てくるので、参考にしてみてくださいね。