産後間もない友人宅へ行くときのスマート訪問術【後編】
【前編】では喜ばれる手土産や、訪問時の気づかいについてご紹介しました。【後編】ではちょっと意外な滞在時間のアレコレや、喜ばれポイントについてご紹介したいと思います。これから出産した友人宅を訪問する予定がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
滞在時間は相手のリクエストに応じよう
お楽しみの再会。赤ちゃんをあやしながらだとママはなかなか落ち着けないものの、やはり大切な友人と会える時間というのはママにとって最高のリフレッシュタイム。まだあまり頻繁に外出もできず、赤ちゃんにベッタリで日中のほとんどを2人きりですごすママは、誰かと会話をするだけでも嬉しいものです。
「赤ちゃんがいるお宅に訪問する場合、そそくさと短時間で撤退するのが一般的なマナー」
とされていますが、もし相手が心から望んでいる場合はお弁当やお惣菜を持参して一緒に食べ、ゆっくりお茶でもして話し相手になってあげると喜ばれますよ! もちろん、ママがかなりお疲れ気味で赤ちゃんも泣きっぱなし、1回の授乳時間もかなり長い……という場合は次の授乳のタイミングで失礼するのがベター。優しさを持って相手の状況や希望になるべく合わせてあげたいですね。
筆者の場合、仲良しの友人が2人以上で来てくれたときは授乳時間が長くても友人同士でお喋りしてもらえれば暇をもてあそぶこともないので、お互いに気を使わずゆっくり滞在してもらい、授乳を挟みながらおしゃべりも楽しみました。
忙しい合間をぬって1人で来てくれた友人には雑誌とお茶を用意して「もしまだ時間が許すなら、カフェや美容院にでも来たと思ってのんびり過ごしながら少し待っててね」と一声かけて授乳をし、子どもが寝てからまたお喋りを楽しみました。
ママがゆっくり食事やお茶をできるように協力を!
出産してしばらくは、いつ泣き出すか分からない赤ちゃんのお世話でママは食事もろくにできない日々。ママが少しでもゆっくりと落ち着いてごはんを食べたりお茶を飲んだりできるように、なるべくママの代りに赤ちゃんを抱っこしてあやしてあげましょう! (たまに我が子をむやみに抱っこされるのを嫌がるママもいるようなので、その辺りはママのタイプに応じて……)
少しの間でも赤ちゃんのお世話をしてくれると、四六時中赤ちゃんと向き合っているママは大助かり。それに生まれて間もない赤ちゃんを抱っこできるのも貴重な体験。ふわふわで柔らかくてあたたかい、赤ちゃん独特のぬくもりを存分に味わいながら幸せなパワーをお裾分けしてもらいましょう。
「出産おめでとう、そしておつかれ様!」「大変な育児生活、がんばってね!」
そんな気持ちをダイレクトに伝えられる産後初の貴重な訪問。選び抜いた出産祝いはモチロン、あなたのちょっとした優しい心づかいはママにも赤ちゃんにもしっかり伝わります。
滞在時間やその後の予定については変な遠慮をせず、素直に希望を伝えることでお互いに無理なく楽しいひとときをすごせるはず。ぜひ、思いやりの気持ちを持ってママになった大切な友人と可愛い赤ちゃんとの充実した時間をすごしてくださいね。