「あんな大人になりたい……!」と憧れられるステキな年のとり方を考えてみない?
女子としては、年はとりたくない! いつまでも若くてカワイイ自分でいたい!! なんて思うのは無理もないことかもしれません。でも生きている限り年はとるものだし、まわりを見てもせっかくなら「あんな大人の女性になりたい……!」と憧れるような年齢の重ね方をしたいと思いませんか。今回はそのためのヒントを探ってみました。
女優、モデルさん……“憧れのあの人”をつくり、その魅力を研究する
「あんなふうに年をとりたい」と思うとき、お手本としやすいのが女優やモデルさんたち。キレイを体現するのがお仕事の彼女たちは、年を重ねても老けこまず、年相応の女性の美しさを表現している人たちです。そのなかから自分がステキだなと思う憧れの人を見つけ、その人の美しさはどこからきているのか、どんな風に努力しているのか――。よく研究して、マネできることから始めてみましょう。またルックスだけでなく生き方そのものやライフスタイル、価値観も大いに学べるはず。とくに昭和の女優さんの随筆やエッセイは大人の女性の生き方のヒントがたくさん、一度手に取ってみる価値があります。
SNSはほどほどに……。ネットで自分のリア充ぶりをアピールしすぎない
SNSがこれだけ発達し、誰もが自分のプライベートを世の中に発信する時代。でもなかには、「私の毎日って、こんなに充実してるんだから!」という強い自己顕示欲を感じさせるようなものも見かけます。それはきっと自分の生活や生き方を認めてもらいたいという強い欲求の表れ。でも精神的にも成熟した大人なら、そこまで他人から認められることにやっきにならなくてもいいでしょう。日々の生活は自分が満足していると感じていれば十分、“リア充”ぶりを執拗にアピールし、何かに追い立てられるように暮らすことはないのです。
コンサート、美術館、伝統芸能――定期的に“アート”に触れる習慣がある
ある程度年を重ねてゆけば、自分なりの世界観や趣味の世界があっていいはず。そして世の中にあるさまざまな芸術やアートへの関心も高いことが知性をうかがわせます。たまたまチケットが手に入ったから、人に誘われたから、といった受動的な理由ではなく、自分が好きだからという動機がまず第一で、コンサートや美術館などに定期的に通い、アートへの世界に没頭できる心の余裕をぜひ持ちましょう。大人になればなるほど、そうしたアート世界が自分の生活も豊かなものにしてくれることに気づいているはずです。
年下の女子と張り合わない。でも「もう年だから……」なんて言い訳もしない
むしろ自分が年下の立場になったときのことを考えてみて下さい。年上女性をみて「この人、イタイなあ」と感じるのは、むりに若作りしていたり、自分だってまだまだ若いからと張り合っていたりするときだったりしませんか? もしそうだとしたら、それを大いに反面教師として同じ過ちを犯さないようにしましょう。頑張って年下と張り合うことはないし、でも「私はもう年だからねー」なんて自虐的にもならない。年齢にこだわりすぎず、自分は自分という自然体でいられることがいくつになっても素敵だなと思われる要素のひとつではないでしょうか。