肉食で疲れた胃にたんぱく質が豊富な野菜や穀物を
たんぱく質を効率的に摂取できる食材といったらお肉。でもお肉は消化に時間がかかるため胃にも負担が。毎日お肉ばかりを食べていると、逆にとても疲れやすい状態になることも。「たんぱく質をとってメリハリボディーを目指している!」という人はぜひ、お肉でなく野菜からとりいれてみては?
お肉のたんぱく質といえば
お肉のたんぱく質といえば、体内で必須アミノ酸にかえてくれる栄養素がたっぷりと含まれていて、体を作るために必要な栄養を効率よく摂取できるもの。しかし、消化が悪く胃もたれの原因にもなるため、あまり胃が丈夫でない人が毎日お肉を食べていると、必要な成分をしっかりと消化吸収できない、といったことも。お肉を食べる際は、消化を助けてくれる食物繊維の多い野菜などと一緒に食べるなどの工夫が必要です。
たんぱく質がとりたいなら
ヘルシーにたんぱく質がとりたいなら、たんぱく質が豊富な野菜を食べるといいかも。野菜なら消化もよく、日本人の体質に合っているため、肉食で胃がお疲れ気味ならたっぷりと野菜でたんぱく質をとってみましょう。
たんぱく質が豊富な野菜とは?
たんぱく質が豊富な野菜は、ホウレンソウやブロッコリーが代表的。どちらの野菜も低カロリーで、たっぷりと摂取しても太りにくい食材です。ホウレンソウなら鉄分も豊富で、夏場の暑さなどで疲れているならより嬉しい効果が。さらにブロッコリーはお腹にたまりやすいのに、見た目よりもカロリーが低く食物繊維も豊富で便通にとってもいい野菜です。これらの野菜は消化にいいので胃にやさしくたんぱく質を効率的に摂取できます。
穀物を食べるならたんぱく質が豊富なものを
日本人の主食のごはんは、たんぱく質が少なくほとんどが糖質。でも同じ穀物の仲間でもたんぱく質が豊富なものがあります。それはジャガイモやトウモロコシ。特にこれらの穀物は、熱に強く調理しても栄養素を失いません。ジャガイモならプロビタミンCも含まれていて、お肌にいいビタミンCも摂取できちゃいます。夏が旬のトウモロコシは必須アミノ酸を多く含みますが、じつは必須アミノ酸の成分の一つ、リジンがあまり含まれていません。リジンが含まれている大豆などを一緒に食べるとバランスがとれるため、豆とコーンのサラダ、コーンと豆乳のスープなど、アレンジ次第でおいしいレシピが完成することも。
偏りはキケン!!
たんぱく質から変換される必須アミノ酸にはさまざまな種類がありますが、一つの野菜からすべてのアミノ酸をバランスよくとることができません。そのため、さまざまな種類の野菜を食べて、バランスよく栄養をとりいれましょう。胃が疲れてきたな、といったときはお肉を食べたくなくなりますよね。しかし、体を作るたんぱく質は暑い季節を乗り越えるためにも必要な栄養。バランスよくしっかりと栄養を摂取して、健康的な体を維持しておきましょう。