現代女性に蔓延中? 悪気はないのにやってしまう、“ウソつきさん”の心理とは
あなたが最後に嘘を吐いたのは、いつでしたか?
良い嘘、悪い嘘、優しい嘘などその種類はさまざまですが、一度も嘘を吐いたことがない人間はまずいませんよね。子どもの頃に、成長の一環で吐いた嘘を覚えている方もいるかもしれません。社会人になってからしかたなく嘘を吐いてしまうことも、きっとあるでしょう。ただ、大人になっても嘘つき癖が直らず、慢性的になってしまうのは考えもの。
今、悪気はないのについつい嘘をついてしまう……という女性が増えているのだそうです。悪気はないどころか、嘘を吐いていることに本人が気付いていないケースも……。果たしてその原因とは一体、何なのでしょう。身に覚えのある方もない方も、ぜひ参考にしていただければと思います。
自信が持てない
まず挙げたいのは、自分に自信が持てず、自己防衛のために嘘を吐いてしまう心理です。自分が人より劣っていることに耐えきれず、真実を受け入れることができません。できない自分を認めると傷付いてしまうので、自己防衛のために自分を大きく見せようとして、嘘を吐くのです。誰かとの会話で、知らない単語が出てきてもとっさに知っているふりをしてしまう人は、まさにこれ。酷くなると経歴や年齢をも詐称してしまうので、注意が必要です。
認められたい
どんな人にも承認欲求と呼ばれるものは存在しますが、その欲求が異常に強い場合にも嘘つきさんは生まれてしまいます。認められたいと思いすぎる人は、勉強ができたり、博学で知識があったり、人望が厚いなど、嘘つきさんとしては意外な特徴を持っています。信頼があって周囲からも充分に認められているのに、それを上回る欲求があるわけです。他の人が吐く嘘よりも見破られにくいので、虚言が止まらなくなっていきます。
構ってほしい
認められたいタイプとは逆に、あまり他人に認められていない人に多いのが、構ってほしいタイプです。ちょっとした自分の変化をも気にかけてほしいという願望から、嘘を吐いてしまいます。構ってもらいたい気持ちを満たすために嘘という手段を使うので、段々とオーバーな嘘になる可能性もあります。
最後に……“ウソつきさん”脱しよう
いろいろな原因があるにせよ、嘘はやはり良くありません。ほぼ無意識に吐いてしまう嘘を直すには、意識的に「直そう!」と常に心がけることがとても大事。嘘がバレたときのリスクと一時の快楽をハカリに乗せてみる。これまでに吐いた嘘の内容やその量を振り返ってみる。今の自分が嫌なら、どうすれば改善できるのかをしっかりと考えてみる。病気レベルの虚言癖であれば専門医に相談してみる、など。
今よりもっと素直になって、自分も相手をも裏切らない素敵な女性になりたいですね。