なぜか疲れやすい……その意外な原因たちを探ってみよう!
とくに理由もないのに最近疲れやすい……そんな症状を訴える人が増えていると言います。身体的には問題ないのに、疲労感がたまる……。それには精神面などじつは意外な原因が考えられるとか……。もしあなたもそんな傾向があるなら、そんな原因たちについて知っておくことも大切かもしれませんよ!
なぜか疲れやすい…その意外な原因たちのいろいろ
完璧主義な性格である
「何事も完璧にこなさなければ気が済まない」という神経質なタイプの人は、慢性的に疲労も溜まりやすいと言えます。それは仕事、プライベートのあらゆる面で完璧さを求めているので、常に心のなかは心配や不安感がいっぱいで、それが睡眠にも影響を与えているから。“まだまだできることがあるんじゃないか”という思いが心から離れず、心の休まるときがありません。
コーヒーの飲み過ぎ
頭をすっきりさせるために、コーヒーに頼っている人も多いのですが、飲み過ぎはかえって逆効果。コーヒーに含まれるカフェインは、アドレナリンとコルチゾールというストレスホルモンの分泌を促します。適量であれば意識覚醒に効果的ですが、飲み過ぎると血糖値が急上昇した後、急にガクッと下がってしまいかえって疲労感が増すのです。
コーヒーもお茶も飲むならまず1~2杯程度にとどめて。コーヒーも慣れ親しむと中毒性があるので、1日に何度も飲んでしまうという人はとくに気をつけましょう。
タンパク質が不足している
ランチにパスタやパン――手軽なのでつい炭水化物中心のメニューとなり、タンパク質をとっていないことがありませんか。すると夕食の時間までお腹がもたず、空腹感や疲労感に襲われることが……。じつはタンパク質は体内で分解されるのに時間がかかり、エネルギーの放出もゆっくりと行われるため、腹持ち感もより長く持続するのです。
食生活が乱れがちで疲労感が溜まっている人は、毎食かならずタンパク質をとるよう心がけてください。
生理にまつわる睡眠障害がある
女性に特有の生理はじつは睡眠サイクルにも大きな影響を与えていることをご存知でしょうか。一般的に、女性は生理予定日の11日前ごろからホルモンの関係で日中でも眠くなりやすく、倦怠感も覚えやすいようです。またこの期間に、不眠症、睡眠過剰、睡眠時異常行動(夢中歩行、睡眠マヒ、夜驚症など)といった、睡眠にまつわるトラブルを経験する人もいるとか。
生理と睡眠サイクルに問題があると感じる方は、早めにお医者さんに相談してみるとよいでしょう。
寝室が散らかっていて、リラックスできる環境ではない
夜しっかりと眠れていないと感じている人は、寝室の環境を見直してみましょう。脱ぎかけの服や洗濯物、読みかけの雑誌や本などが散乱していませんか? このように部屋自体が散らかっていると、「もっと片づけなきゃ」「この本を読まなきゃ」と意識が働いてしまい、なかなか睡眠モードになることができません。
反対に、整然としたホテルの部屋では深い眠りにつけて、朝もすっきりと目覚められた経験がありませんか。いずれにせよ、雑然とした空間はあなたから精神的なエネルギーを奪ってしまうので、今すぐ片づけてしまいましょう。