頑張りすぎの体と心にちょっと息抜き……自分の体と向き合う3つのステップ
最近ちょっとお疲れ気味かも……なんてため息をついているそこのあなた! 自分の体とちゃんと向き合っていますか? 少しぐらいのムリなら大丈夫、サプリメントや栄養ドリンクで乗りきれる! でもそんな生活が長く続けばホルモンのバランスは崩れ、体の中はぼろぼろになってしまいます。目に見えるお肌の調子とは違い、体の中の様子は目には見えません。だからこそ、自分の体に対する考え方を一度見直してみませんか? 今回は自分の体と向き合う3つのステップをご紹介します。
ステップ1:他人を扱うように自分を扱う
いつも仕事や家事に追われて走り続けているように感じていませんか? あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと頭の中が“ToDoリスト”で一杯になっていませんか? もしもそう感じているのなら体のアクセル役である交感神経はオーバードライブ状態かも。そのまま走り続ければ、いずれオーバーヒートを起こして壊れてしまいます。
車はガソリンが空の状態では走れません。人間だって同じこと。体調が悪かったり、疲れてイライラしているときには、他人に対しても冷たくあたってしまったり、優しい気持ちになれませんよね。自分の内側にエナジーが残っていなければ、他人にも何も与えることはできないのです。あなたの大切な人がムリをしているときに「休んだら?」と声をかけてあげるように(厳しい妻は夫に気合で乗り切れ! とお尻を叩くかもしれませんが……)、自分の体も優しく、大切に扱ってあげましょう。
ステップ2:食べることに罪悪感を抱かない
精神的、肉体的なストレスを抱えたまま食事をすれば、あなたの体は消化を始めるシグナルを受け取ることができません。その結果、消化は悪くなり、せっかく食べた物の栄養素も効率的にとることができなくなります。罪悪感を抱きながら食事をとると、脳は交感神経のシステムを通し体に対して消化を止めるように命令してしまうんだとか。つまりせっかく食べたものもうまく消化できず、代謝も悪くなってしまいます。
美容や健康を気にする乙女は、溢れる情報に振りまわされてしまいがち。これを食べたらだめ……これはカロリーが高い……と考えず、まずは自分が“美味しい”“心地いい”と思える食事にシフトしていきましょう。
食事時間は毎日1日に3回もやってきます。食事の内容や食事に対する考え方を変えるだけで変化はすぐに実感できるはず。自信を持って食事ができれば、自分への自信も沸いてきます。
ステップ3:基本に戻る
毎日規則正しい生活ができていますか? 人間の体は朝起きて、夜寝るように作られています。しっかり食事をとり、排泄し、体を動かすように作られています。そのシステムにあらがうような生活をしていては、いつかはバランスが崩れてしまうのは当たり前。朝起きたらしっかり朝日を浴びて、夜は夜更かしせずに寝る。適度に体を動かして、体内の血液をしっかり循環させる。昔から健康法として何度も言われていることですが、ここは基本に戻るべし。もともと人間はどんな暮らしをしていたんだっけ……とたまに思いを巡らせてみてくださいね。