デートに行く気がしない…それって五月病かも? 食生活の改善でGW明けのだる~い五月病を防ぐ2つのポイント
楽しく過ごしたゴールデンウィーク。なのにそれから朝起きるのがつらくなったり、だるくて仕事に身が入らなくなったりしていませんか? 嬉しいはずのデートにすら行くのが億劫で誰とも会いたくなくなったり。もしかし五月病!? と思うような症状が出ている方もいらっしゃるかもしれませんね。
食生活の乱れで鬱っぽくなる!?
五月病というと新入生や新入社員がかかるものだと思っていませんか?
環境の変化に適応できなくて起こる症状なので、誰にでも起きる可能性があるのです。
最近「腸内フローラ」という言葉が話題になっていますが、腸内の状態がその人の性格にも影響するとされています。腸が人間の精神状態を左右するなんて意外ですが、便秘だとすっきりしない気分が続いたり、快便だとなんとなく元気になったりした経験は女性なら誰しもあるのではないでしょうか。
一説によると、食生活の乱れで腸内細菌のバランスが崩れて鬱っぽさが酷くなってしまうこともあるそうなんですね。
食生活で五月病解消!
ゴールデンウィークに実家に帰って暴飲暴食をしてしまった、という覚えがありませんか? こんなときは生活リズムを整えるだけではなく、食生活の改善も大事だそうです。
『老化は腸で止められた』(光岡知足著/青春出版社)を参考に簡単にできる、五月病のような不調を改善する方法をまとめてみました。
ビフィズス菌を取り入れる
ヨーグルトは腸に良いイメージがある食品ですよね。確かに、ヨーグルトを食べるとビフィズス菌をはじめとした善玉菌が増えるので、効果があるそうです。しかし、効果はその日限りしかないので継続的に食べ続けなくては意味がないそうなんです。また、ビフィズス菌が入っていると記載されているものでないと効果がないので気をつけてくださいね。
食物繊維の多い食事を取り入れる
同著によると、ジャガイモや里芋などの芋類、しいたけなどのキノコ類、こんにゃく、こんぶ、わかめなどの海藻類など食物繊維の多い食事が腸に良いとされています。具体的な調理名としては食物繊維が多い料理ベスト10は以下となっています。
「いんげんの煮物、薬味入り納豆、切り干し大根のに煮付け、ゆでた枝豆、落花生、オートミールのおかゆ、ぜんざい、こんぶのすまし汁、ひじきの煮付け、おくらのおひたし」。
学校給食のメニューを思い出す食べ物ですね。自分で作るのはちょっと億劫という方でも、外食で定食屋や居酒屋を選べば取り入れやすいのではないでしょうか。
自炊の場合も乾物や豆をとりいれるのが良さそうですね。ホルモンのバランスを整えてくれるという大豆製品は、特に女性に嬉しい効果があるかもしれません。
油揚げなどは油の酸化が気になりますので、大豆を乾燥させたものでそのままお味噌汁にいれられる「打ち豆」と呼ばれる大豆製品などもおすすめです。
ヨーグルトや食物繊維を意識して取り入れるなら簡単にできそうですね! 食事を改善することは自分の体を大事にする意識にもつながります。自分の体を慈しんでいる間に、いつの間にか鬱々とした気分も治っていくのではないかと思います。
参考:『老化は腸で止められた』(光岡知足著/青春新書プレイブックス)