料理に使えてとっても便利! 育てやすいおススメハーブとその使い方
料理にちょっとあると、美味しさもオシャレ度もぐっとあがるハーブ。でもスーパーで買っても一度に使いきれない……っていうことありませんか?
そこでおすすめなのが、ベランダやテラスで育てる鉢植えハーブ。欲しいときに欲しいぶんだけ採れたてのハーブを楽しめるので、とってもおススメ! 採れたては香りも美味しさも格別です。探してみると意外といろいろなハーブが苗で売られているもの。そこで今回は料理によく使えて育てやすいおススメのハーブについてご紹介したいと思います。
月桂樹(ローリエ)
煮込み料理やスープ作りに欠かせない月桂樹(ローリエ)の葉。月桂樹は苗木で売られていることが多く、意外と年中入手しやすいのでおススメです。
大きめの鉢に植え替えるとどんどん大きく育ちます。摘んだ葉は洗ってからペーパーで水分を拭き取り、そのままお料理に。一度にたくさん摘み取った場合は、1日ほど乾かしてから密封容器に保管。乾燥材を入れておけば常温で長期保存可能です。
他のハーブとあわせてブーケガルニを手作りするのも素敵です。お洒落な保存瓶に入れてキッチンやダイニングテーブルに置いておけば、ちょっとしたお洒落なインテリアとしてもおススメですよ。
葉山椒(木の芽)
和ハーブのひとつ、山椒の葉。「木の芽」とも呼ばれ、和食のお供として重宝します。こちらは春~初夏の旬の時期以外は入手困難なので、気になる方は梅雨入り前に要チェック! 山椒の枝には小さなトゲがあるので要注意。ペティナイフなどでトゲの部分を削ぎ落としてからお料理に使いましょう。
山椒の葉が1枚あるだけで、相性の良いタケノコ料理はモチロン、煮魚やお吸い物など、いつもの和食がグレードアップすること間違いなし!
ミント
デザートの飾りやエスニック料理、ドリンクなどいろいろな使い道があるミント。一見可憐なミントの葉ですが、これが意外と暑さや寒さにも強くとても育てやすいハーブなんです。
真冬は枝葉が枯れ果ててしまいますが、毎年春になると驚くほど新芽がたくさん出てきます。枯れてしまったからといって諦めて捨ててしまわず、枯れた枝葉を切り戻してきちんと水をやっていれば、春夏には生き生きとしたミントの葉が料理にドリンクにと、大活躍間違いなし!
真夏は氷水にたっぷりのミントを入れただけのハーブドリンクも爽やかで美味しいですよ。茹でたエビなどと共に生春巻きにたっぷり巻いても美味しいです。暑い時期にピッタリの爽やかなミントは、夏が来る前に入手しておきたいですね!
パセリ
鉄分やカルシウムたっぷりのパセリは、積極的に食べたいハーブのひとつ。採れたてのパセリはとても葉が柔らかくてクセが少なく美味しいです。お料理の飾りとしてはもちろん、パセリがメインのサラダやソース作りに活用しても美味しい。ゆで卵を刻んで、みじん切りにしたパセリと一緒にマヨネーズや水切りヨーグルトと合わせてパンに挟めば、栄養満点でとっても美味しいサンドイッチの出来上がり! 女性に嬉しい栄養満点のパセリは毎日でも食べたいおススメハーブ。苗で売っているのを見かけたら2~3個まとめ買いするのがおススメです!
その他にも卵料理や煮込み料理によく合うタイムや、夏にピッタリの清涼感あるバジルもおススメ。タイムは種類が多く香りも微妙に異なるので、お気に入りを探してみるのも楽しいですよ! バジルはパスタソース(ジェノペーゼ)やトマト・モッツァレラチーズと合わせたカプレーゼなど夏のイタリアンに大活躍。ただバジルは虫が付きやすく1シーズン限りしか楽しめないので、苗を買ったらもったいぶらずにドンドン使いましょう!
いかがでしたか? 鉢植えハーブを育ててココロもカラダも癒されながら、香り高い美味しいお料理やドリンクを楽しんでみて下さいね。