エネルギーの道筋、チャクラってなに?
「チャクラ」とは人体のエネルギーの道筋を指します。下から上へ押し上げるエネルギーが身体の中で回ることで、生きている証として常に活動し続けています。また、背骨に沿って7つのチャクラの塊があり、それぞれに意味があります。チャクラ一つ一つを目覚めさせることで、その部分に肉体的にも感情的にも働きかけると言われています。第一チャクラから第七チャクラまでそれぞれの意味や体の部位を知り、心や体に弱った部分があった時に、チャクラを意識してみると良いかも。
第一チャクラ(赤)
第一チャクラは尾てい骨あたりに位置します。すべての基本と言われる部分で、この部分を目覚めさせることで生命の入り口を広げていきます。足を含め下半身全体、血流、骨、肉などに対応するチャクラで、身体の中にエネルギーを取り込む場所です。感情が強くなりすぎたり、逆に無気力になるなど起伏が激しい場合、このベースとなるチャクラを意識すると良いです。肉体的に刺激を与える運動や、身体を温めることが良いとされます。
第二チャクラ(オレンジ)
第二チャクラは下腹部のあたりに位置します。感情をつかさどる部分で、このチャクラのエネルギーが通ることで人生にも喜びを感じられます。腸や肝臓、脾臓といった部分にかかわりがあるため、内臓部分が弱ったときには第二チャクラにエネルギーが足りていない可能性が。体内に毒が溜まっているため、排泄を良くしたりデトックスするなど体内浄化が必要です。
第三チャクラ(黄)
第三チャクラは胃のあたりに位置します。中枢神経系をつかさどる場所で、ストレスなどで気持ちが沈んでくると胃に不調をきたします。そのような場合は神経を休める必要があり、食べる物に気を付ける必要があります。消化の良い物を食べて胃の活動を正常にしてあげます。第三チャクラの道筋が通ることで、自信が出てきて好奇心を持ち合わせることが出来ます。
第四チャクラ(緑)
第四チャクラはハートチャクラと言われ、心臓に位置しています。この部分の道筋を通してあげることで、自分らしくいられますが、心臓や循環器系、呼吸器系があまり良くないとバランスが崩れてきます。心と体の繋がりを感じにくくなるので、自信がなくなります。体全体のバランスを取る必要がありますが、全身をリラックスさせることで、健康を取り戻せることも。心の安定ができると若返りにもなると言われています。
第五チャクラ(青)
第五チャクラはのどの位置にあります。呼吸をする上でも大事な部分ですが、声を出すためにも必要な部分です。この部分が詰まっていると感情表現が上手くいかずに、自分自身の殻に閉じこもりがちになります。呼吸法などで第五チャクラの通りを良くしてあげると、人とのコミュニケーションも苦ではなくなります。
第六チャクラ(藍)
第六チャクラは眉間にあります。サードアイチャクラとも言われ、洞察力やアイデアが豊富になります。しかし、この部分が閉じていると集中力が低下しやすく、自閉的になります。すべての感覚を鋭くすることができるチャクラなので、この部分に意識を集中して瞑想をすると、集中力がアップしてきます。目や耳、脳などの頭にある器官が活性化され、さらに自律神経を整えるためにも効果的です。
第七チャクラ(紫)
第七チャクラはちょうど頭頂の部分に位置しています。このチャクラは松果体(しょうかたい)に対応すると言われ、それは左右の脳の丁度中央にある小さな分泌器官です。その機能はいまだに解明されていない不思議な器官ですが、ホルモンと密接なかかわりがあるとも言われています。古くからこの部分を解放させることで悟りが開けるとも言われており、とても特別なチャクラです。肉体的にも精神的にも苦痛を感じる場合、この部分を意識し神経系を休めてあげる必要があるようです。