旬を楽しんでキレイに! ホタルイカごはんレシピ
春は美味しい旬の食材がたくさん!
「ホタルイカ」もそのひとつ。ボイルして酢味噌やポン酢でシンプルに頂くのはモチロン、春野菜と一緒に煮付けたりパスタにしたり……料理の幅が広いのも嬉しい食材です。
そんなホタルイカには美容と健康に嬉しい栄養がたっぷり!
ホタルイカの注目すべき栄養とは?
春が旬のホタルイカにはさまざまな栄養素がたっぷり詰まっています。特に豊富なのがこちらの4つの栄養素。
タウリン
アミノ酸の一種で、肝機能の向上に働きかける。二日酔い対策におススメ。
ビタミンA
目の粘膜を強くしたり、肌を乾燥から守ってくれる。
ビタミンB12
赤血球に働きかけ悪性貧血を防ぐ。細胞遺伝子(DNA)の合成を助ける。神経機能の正常化に作用する。葉酸と似た働きをするビタミンB12は妊婦さんに特におススメ!
銅
体内で鉄の利用に関わり、貧血を防ぐ。骨の形成にも働きかける。
このように、ホタルイカは乾燥知らずの美肌作りや貧血予防、二日酔い対策などに特におススメ。美容と健康のためにも、旬の旨みを存分に楽しみたいですね!
それでは、誰でも簡単に作れて、おもてなしでも喜ばれる「ホタルイカごはん」のレシピをご紹介します。
旨みたっぷりでキレイを磨く「ホタルイカごはん」レシピ
材料(作りやすい分量)
・白米:3合
・水:3合分(約600ml)
※お使いの炊飯器または土鍋の使用方法に従って下さい。
・ホタルイカ:手のひら一杯分くらい
・酒:大さじ2
・濃口しょうゆ:大さじ1
・みりん:大さじ1
作り方
1:白米を研ぎ、炊飯器または土鍋に入れて約1時間浸水する。
2:小さい鍋にホタルイカと調味料を入れ、中火で約10分煮込む。
3:ごはんの上に2の煮汁とホタルイカ約5杯を加えて炊く。
4:炊き上がったら残りのホタルイカを加えて蓋をし、ごはんを蒸らす。
蒸らし終わったら全体を軽く混ぜ合わせます。お茶碗に盛って口に運べば、ホタルイカの味噌とごはんが合わさって……絶品です!
ちょっと大人味の春の炊き込みごはん、ぜひお試し下さい。
特別天然記念物の「ホタルイカの“身投げ”」とは?
「身投げ」と聞くとちょっとびっくりしてしまいますよね。ホタルイカの「身投げ」とは、産卵期のホタルイカが大量に海岸に押し寄せ、産卵後浜に打ち上げられる様子のこと。ホタルイカには発光機がついているので何かに触れると青白く発光するのですが、この「身投げ」の際に大量のホタルイカが光ることで海岸線がまるでイルミネーションのように幻想的に青白く輝くのです。
ホタルイカの身投げは3~5月の新月の夜、富山湾の海岸でしか見られません。これは「ホタルイカ群遊海面」として国の「特別天然記念物」に指定されているんだとか。
貴重な特別天然記念物、富山に足を運んでぜひ一度は見てみたいですね!
美味しくて栄養満点だけでなく、目でも楽しめる「ホタルイカ」。
春の風物詩として目でも舌でも味わい尽くしましょう。