夢を叶えたいなら……絶対に陥ってはいけない“先延ばし症候群”!!
4月といえば新学期、新生活のスタートなど節目を迎える大切な時期。これを機に、勉強、キャリアアップに向けて自分なりの目標を立てようとする方も多いでしょう。でも漠然と思っているだけではなかなか目標を達成することはできません。しっかりと着実に現実的なプロセスを考えて、それをひとつひとつ実行していくことが肝心です。
そしてもうひとつ、人が陥ってしまいがちなのが、「明日からでいいや」「もう少し状況が良くなったら始めよう」というさまざまな口実を作って先延ばししてしまうパターン。本気でチャレンジする前にこうした“先延ばし”を繰り返し、目標や夢が自然消滅してしまうことってじつはとても多いのです。誰でも一度はそんな心当たりがあるのではないでしょうか?
そこで今回は、そんな“先延ばし症候群”に陥らないためのヒントをまとめてみました。
自分の人生で、なりたいもの、つかみたいものをはっきりと自覚する
ただただなんとなく日々をすごしていて、“こんなふうになりたい”という強い希望もないままだと、人はなかなかアクションを起こせません。“こんなふうになれたらいいな”という憧れや、夢、それをいかに具体的に思い描けるかということがまず夢への第一歩になります。実現できるかどうかはともかく、そんな“ビジョン”を心のままに描いてみて下さい。
夢や目標をもつなら、“ビッグ”にいこう!
せっかく一念発起して夢や理想に向かうのであれば、その終着点はなるべく“ビッグ”なものを想定しましょう。大きな目標を達成にするには、
・ 忍耐力
・ 精神力
・ 強いモチベーション
などといった素質が欠かせません。そして小さくてすぐに達成できてしまうような目標だけでは、これらを高いレベルで維持するのは困難です。とはいえあまりにも非現実的で突拍子がないものでも、モチベーションが続きません。ここでいう“ビッグ”とは、
・ その目標が叶うと思うとテンションが上がるが、すこし怖い気もする
・ 今いる“絶対安全圏”から離れ、未知な分野、今まで避けようとしていた分野に足を踏み入れるようなこと
と考えてみてはどうでしょう? “ビッグ”な目標は人それぞれ違っています。他人から見たら小さなことかもしれなくても、今の自分にとってそれが“ビッグ”な目標であればいいのです。
“今のままの自分で本当にいいの?”という問いかけが危機感につながる
例えばキャリアでいうと、仕事内容に満足していないという人が大半を占めていると言えます。海外のある国では、およそ8割にものぼるというアンケート結果も。まさに“パーフェクト”と呼べるような天職につける人は本当にラッキーだと思いますが、でも不満を抱えたまま長い社会人生活を送るのは、誰だって本意ではありません。ですから、ときどき“今のままの自分でいいの?”という問いかけをしてみてください。危機感があれば、“なにかしなきゃ”というアクションにつながり、先延ばししている場合ではないことに気づくはずです。
“なりたい自分”に近づくためのアクションプランを立て、とにかく実行してみる
思い描く“ビジョン”がはっきりと見え、危機感でモチベーションもぐっと上がってきたら、あとはそのビジョンを実現するためのアクションプランを立てて今からすぐにでも実行することです。プランを立てたら、あとは言い訳や口実をつくらないこと。そして今まで決断を先延ばしにしていた恐怖心に負けないメンタリティを持ちましょう。失敗や他人の評価を恐れないことも大切。いったん動き出したら自分の能力を信じ、たとえ思うように進まなくてもいつか道は開けると自分に言い聞かせてみるのです。
たった一度の人生、自分の思い描くように生きたいと思いませんか? もしそうなら、ためらいは置いといて今すぐ行動に移してみましょう!