ビギナーさん気をつけて! “瞑想”を妨げてしまう意外な心理的トラップとは?

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Waxy

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2015.03.23.Mon

忙しくストレスにさらされやすい生活を送っている私たち、瞑想はそんな私たちのメンタリティを助けてくれる方法のひとつとして海外でも注目を集めています。瞑想によって心の雑念を払うことで、インナービューティーもきれいになり、それが女性としての美しさにもつながるという話もあるくらいです。
本来、瞑想とはすべての感情や心の動きをクリアにして、ただただ客観視することが究極の目的であり、「こうなりたいから」という動機で始めてみるのはそもそも邪道なのかもしれません。でもとにかく始めてみなければ何も変わらないのも事実です。最初はそんな不純(?)な動機や興味から始めてみるのもアリでしょう。
静かな場所でただ座って、目を閉じて自分の心の動きを見つめる、かぎりなく“シンプル”な行為でありながら、いざやってみるとそうそう簡単なことでもありません。そこで今回は初心者のビギナーさんが陥ってしまいやすい心理的トラップをいくつかまとめてみました。

瞑想によって、意図した通り素晴らしい自分に変身できると期待している

あなたが瞑想をしてみようと思ったきっかけは何でしょう? 「ストレス・フリーに生きたい」「もっと穏やかな自分になりたい」、などなど願望がありませんか? あるいは「変わった自分を、周囲の人はきっと評価して認めてくれるだろう」という期待までないと言いきれるでしょうか? これらはすべて新しい自分に対するこだわり、執着であり、心にそうした思いがある限り、いきなり「素晴らしい自分」にはなれません。瞑想とは自分を改善するためのプログラムではなく、自分の内側にあるものを見つめるための手段なのです。

瞑想に“目標”を設定してしまう

合理的な考え方が身についている私たちは、何かをするからにはその努力に見合うだけのものを達成しなければ、と考えてしまいがちです。だから瞑想にも「怒らない自分」「スピリチュアルな体験」といったことを求め、目標に設定しまうことがしばしば。これもあらたな執着であり、この執着が心にある限り本当の意味で精神的な自由を得ることはできません。むしろこうした自分の願望や期待、思い込みをすべて手放し、なににもとらわれない、動じない自分になることが理想です。

心にさまざまな思いがつぎつぎと思い浮かび、集中できないことに失敗感を覚える

瞑想では目を閉じて静かに自分の心と向き合うよう指示されますが、実際始めてみると次から次へとさまざまな考えが浮かんできて「これじゃ、ちゃんとできていないんじゃないか」と内心ひそかにパニック状態になることも。そうなるとますます負のループにはまり込んでいきます。でもいろんな思いや考えが浮かび上がってくるのは、きわめて自然なこと。それ自体は、何にも悪いことではないのです。初心者が陥りやすいのは、それに振り回されてしまうことです。次々と出てくる思いや考えをただ他人事のように眺め、何の感情も交えず、そのまま見送っていきましょう。このプロセスが自然にできるようになってくると、瞑想そのものをより深く体験することができます。

こうやって考えていくと、「やっぱり瞑想なんて敷居が高くて、むずかしい」と投げ出してしまいたくなるかもしれません。でもこんなたとえがあります。

「目をつぶって瞑想していると出てくる、自分の感情や思い、それらは空を流れる雲のようなもの。雲は自然と空にあり、私たちが何もしなくても風によってただただ流されてゆきます。私たちはただそれを、静かな気持ちで見送ってゆけばいいのです。そこに“あの雲が憎い”、“あの雲は好き”という感情や判断ははさみません。雲は雲です」

そんなイメージで瞑想に臨んでみてはどうでしょうか?

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Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。
ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。