体が柔らかいだけで動きやすい! 運動も億劫にならないわけ

2015.03.06

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体を柔らかくしたい、との声はよく聞きますが、なぜ体は柔らかい方がいいのでしょうか? アスリートでも体の柔軟性はとても重要とみなしているので、運動した後のストレッチなどは入念に行っていると言われています。アスリートのように日々体を動かしていない私たちでも、柔軟性があるだけで心も体も活動的になれます。体を柔らかくすること自体には、悪い事など一切ありません。ストレッチやヨガなどを始めて、ぜひ体の柔軟性を伸ばしてみてください。

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柔らかいと得する部分

体の中で一番柔らかくしておくとよい場所は、鼠径部(そけいぶ・と左右の大腿部の付け根にある、溝の内側にある下腹部の三角形状の部分)周辺です。股関節や腰回りも同様に、胴のあたりはリンパや内臓物などが多く、柔らかくしておくことに越したことはありません。関節だけでなく筋肉も柔軟性があれば、体全体の機能が正常にまわりやすくなるので、鼠径部、股関節、腰のあたりの胴周辺は、日頃からストレッチなどで柔らかくしておきましょう。
しかしこの部分が硬いってどうやって分かるの? と思いますよね。まず、あまり普段やらない体勢かもしれませんが、座禅を組むように足を組んでみてください。どちらの足からでもいいので、つま先を鼠径部に乗せ、反対側の足もその上から重ねて鼠径部に乗せられたら、結構柔らかいかも。足を上に持ってこられない、またはヒザが浮いてしまうなどしてしまう場合は、鼠径部が非常に硬い証拠です。鼠径部が硬い人は股関節も腰回りもこちこちに固まっている人が多いです。

柔らかくなると良いこと

鼠径部が柔らかくなると、体を動かしやすくなる利点があります。特に長時間歩く時に、鼠径部が硬いだけで足全体の疲労感が増してきます。また足を上げ下げするような運動などは、特に感じやすいと思います。階段を降りたり登ったりする足の動きは、鼠径部が柔らかいほど足が上がるので、苦に感じなくなります。もちろん、座るといったところでも鼠径部は重要な働きをしています。しっかりとイスに座ったり地べたに座るだけでも、鼠径部が硬いだけで腰が曲がった座り方になり、腰痛の原因にもなってきます。
鼠径部が柔らかければそれだけ動きの可動域が広がるので、運動をするにも体が動きやすく、今までできなかったようなパフォーマンスも容易になってきます。

胴周りを柔らかくする

いきなり鼠径部を柔らかくするのはとても大変で、すぐには柔らかくはなりません。日々のストレッチやヨガなどにより柔軟性が出てくるので、空いている時間帯や夜などゆったりした時に、ケアしてあげましょう。
また胴回り周辺のストレッチは、座ったままでも寝転がったままでもできる物が多いので、実践しやすいのも特徴です。まずは腰からのストレッチを行い、股関節、鼠径部と順番に伸ばしていくことで、より伸びがよくなるのでお勧めです。
自分でストレッチをするなら、あぐらの体勢で右手を左ひざの上に乗せ、左手は後ろの床やマットにおき、左側に腰からねじるだけで、徐々に腰、股関節、鼠径部のストレッチができます。反対側も行って両方のストレッチを行ってみてくださいね。自分でもできる簡単なストレッチからまずは取り入れて、体の柔軟性を増やしてあげましょう。

2015.03.06

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。