“不幸な乙女戦隊”にならないために
顔はキレイだしスタイルもいい……なのにどこか悲しく重い(そして若干面倒そうな)オーラを出す女性に、読者の皆様はお会いしたことがありますか? そんな不幸オーラを撒き散らしている女性は、より不幸が寄りやすく、一緒にいるだけでこちらまで不幸になってしまいそうです。
今回はタイプ別に“不幸な乙女戦隊”を分析し、私たちがそうならないために気を付けることについてを学びたいと思います。
負オーラをまとう、不幸な乙女戦隊
戦隊ものといえば、5色のレンジャー達。絶対になりたくはない不幸レンジャーを以下にご紹介いたします。
場末スナックのママ系レッド
まずはリーダー(?)、レッド。レッドは過去の話が多く、なかなか前に進めません。嫌なことから目を背け、すぐにお酒に逃げてしまう傾向があります。いい年になった女性が、ベロベロに酔っ払って哀愁漂わせるその姿は、まるで酸いも甘いも知り尽くした場末スナックのママのよう。
悲劇の恋愛量産系ブルー
浮気、借金、DVと、付き合う男性がことごとく問題大有りな、ブルー。それはもはやシェイクスピアもびっくりの悲劇が盛りだくさんです。ここまでくると、運が悪いと言うよりは、本人にウィークポイントがあると言わざるを得ません。ダメンズを引き寄せる不幸オーラが、まるで目に見えるほどです。
口を開けば不幸自慢系イエロー
友人に対して一見相談をしているようで、実は不幸自慢をしているイエロー。悩み相談かな? 頼ってくれて嬉しいなと最初は思うものの、不幸な自分に酔っているだけな彼女に周囲は呆れ気味です。口癖は、「私なんか~」。友人知人に対する嫉妬心が大きいと、ある種の自己防衛から不幸自慢をする、という説もあります。
他人の意見には耳を貸さない系グリーン
イエローとの重ね技で多いタイプだと言えます。「こういう不幸なことがあったの。どうしよう~」と話し、具体的なアドバイスを貰えても「でも私は~だからできない」などと、結局他人の意見は求めていないグリーン。できないことを環境のせいにしてしまう心の乏しさに、不幸感を覚えます。
シンデレラシンドローム系ピンク
いつものつまらない日常にいきなり王子様がやってきて、自分の人生をキラキラしたものに変えてくれる……そんな依存的願望ばかりの、ピンク。現状に満足せずに理想が高いけれど、それに見合う努力はしないことが特徴です。
不幸なオーラを払拭し、幸せになるために
不幸な乙女戦隊達に共通していることとは一体何でしょう。それは、自己中心的すぎるということです。自分の駄目な部分を見たくないレッド、彼のためにボロボロになってまで尽くす自分が好きなブルー、辛い自分にかまって欲しくて仕方がないイエロー、自分の考えが全て正しいと信じて譲らないグリーン、そして、誰かが自分の為に動くことを待つピンク。
つまり私たちが幸せになるためには、当たり前のことですが周りをよく見て尊重し、状況を変えたいのなら自分が頑張ることが必要不可欠なのですね。