腸内の悪玉菌がふえると、アレも臭くなっちゃう!
人前や彼の前では絶対に控えたいオナラ、でも我慢できない時にもし臭かったらどうしよう!? なんて焦ることってありませんか? オナラは臭いときと臭くないときがあるのはご存じでしょうか。なぜそのような違いがあるのかというと、腸内の環境に深くかかわっているんですよ。
善玉菌が少なくなっている
食べた物を消化吸収していく過程で必要な善玉菌が少ないと、どうしてもオナラって臭くなっちゃうんです。食習慣によって悪玉菌を増やすようなものばかり食べていると、どうしても善玉菌が減ってしまいます。消化吸収が上手くいかずに腸内で腐敗したガスが溜まりやすく、オナラとしてその臭いガスが排出されます。
善玉菌が少なくなってしまう理由には、食生活だけでなくストレスや生活環境からも影響していきます。その原因は胃の働きの低下とも言われているので、胃が弱りやすい環境にならないようにしなければいけませんね。
悪玉菌のエサを作ることに
通常腸内には善玉菌より悪玉菌の方が菌の数がはるかに多く存在します。悪玉菌は主にタンパク質などをエサとするのですが、胃で完全に消化できずに腐敗した肉類などが悪玉菌の絶好の食糧となります。そこへ食物繊維が足りない食事などをしていると便として排出されず、腸内に残った便は腐敗が進行し、より悪玉菌を増加させることになります。そして悪玉菌の増加、より便秘が進行してしまうので便秘気味の人は1週間くらいでないなど深刻な状況に。便秘気味のときにだんだんとガスが溜まり、オナラがしたくなったらとてもニオイがくさくなってしまいます。
善玉菌のエサを横取りされちゃう
悪玉菌がどんどん増えていくような腸内環境は、善玉菌のエサを横取りすることになります。通常善玉菌のエサとなるものは炭水化物などです。タンパク質ばかりの食事をしていると、オナラが臭くなる原因になるので炭水化物は必要なのが分かりますよね。しかし、悪玉菌も炭水化物などの糖分をエサとするので、元々悪玉菌が多いとどんどん悪玉菌を増加させることになります。普段から消化の悪いものばかり食べていると、悪玉菌の数が多くなりすぎて善玉菌の食糧を横取りしてしまい、善玉菌の増加を阻止することになります。炭水化物もしっかりと食べて、善玉菌を増やすような環境が必要ですね。
オナラ対策にはコレ!
ガスが溜まりやすい環境にある便秘。臭いオナラの原因になるので、腸内環境を整える必要があります。まずは胃の消化力を上げるために、十分な睡眠や疲れをためない生活が必要です。そして腸内に悪玉菌が増えないようにしていくためには、毎日するっと便を排出しましょう。
善玉菌を増やすためにも炭水化物などをしっかりと摂取していき、そして野菜などを食べて食物繊維の力で便を排出させるのがポイントです。食物乳酸菌が豊富な発酵食品などで代表的な納豆や漬物などは、乳酸菌も食物繊維も取れて一石二鳥です。一日一食でも発酵食品を取り入れると、善玉菌を増やしていけます。
腸内の環境を整えておけば、臭いオナラも出なくなってきますよ。