突然の失業や不採用通知、心が折れそうになる前に考え方をちょっと変えてみよう!
雇用が不安定で、一社会人としても不安の多い世の中、普段からどんなにまじめに働いていても突然失業してしまったり、就職活動がなかなかうまくいかず不採用通知ばかり届いたりしてしまうことも珍しくありません。普段はどんなに明るくタフな人でも、こんな経験が続いたりすれば、心が折れそうになるのももっともなこと。でもそこで負けたりしてはいけません!! そうした経験を失敗や挫折ととらえるのではなく、“次へのステップ”と一過程に過ぎないと考えてみてはどうでしょう? きっとそこから立ち直れるヒントや手がかりを掴めるはずです。
心が折れそうなときは、こう考えてみよう
キャリアの方向性を見直す、いいきっかけだ
失業して焦って次の仕事を考える前に、少し立ち止まって自分のキャリアの方向性はこれでいいのか、もっと別の道へ進みたいのか、どんなふうにキャリアアップしていきたいのか、じっくり見直してみましょう。仕事内容だけでなく、自分の望むライフスタイルに合ったものかどうか考えてみることも大切。一度仕事を始めてしまうと、なかなかそういった長期的な展望で考えるのが難しくなります。だからこそ今がむしろいいチャンス! 末永く働き続けられるよう、興味や情熱を持ち続けられる分野でどのような働き方が可能なのか、じっくり見極めるべき、この時期に積極的にキャリアカウンセラーのような専門家に相談してみるのもよいでしょう。
今まで“ムリ”だと思ってきたことにもチャレンジしてみるときだ
人は無意識ながら、“こんなことがしてみたいけど、私には絶対ムリ”と自分で諦めてしまっていることがよくあります。それはいわば、自分自身に限界を作ってしまっているようなもの、でもそれは単なる思い込み、あるいは逃げの口実に過ぎないかもしれません。
思うように仕事が見つからない、何をしていいのか分からない、そんな今の状況こそ、今までの自分の殻を突き破ってみるにはいいチャンス。あえてスキルアップのために学校に通ったり、海外に留学してみたり、住む場所を変えたり、大きな変化をつけて人生の新しい局面を切り開いていくのもいいでしょう。一見無謀なチャレンジのようでも、じつは大きな転機となり自分に本当に合った天職に巡り合えることだってあります。リスクなしにリターンはありません、思いきって新しい世界に踏み込んでみましょう。
いろんな発想をするために、アーティスティックなことを試してみる
新しい仕事探しを始めると、ついついネットで情報収集、エントリーシートなどの記入、など頭がガチガチに固くなるようなことが多くなります。それでは発想も行き詰ったり、“本当に私は、こんなことがしたいの??”と悩みが生まれてくることも……。
そんなとき思考が煮詰まったりしないようおすすめなのが、アーティスティックなことをしてみること。海外では転職のストレスに対し、セラピーのひとつとして活用されてもいる方法です。絵を描いたり、スケッチしてみたり、工作に励んでみたり……。創造性を刺激することで、より新しく斬新な発想がうまれ、転職活動にも新たな視点が芽生えることでしょう。