なでるだけ、血液の流れをよくする楽なマッサージ方法

2015.03.08

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肩のコリなど筋肉が凝っていると、どうしてもグリグリと揉みほぐしたくなりますよね。しかし、日常的にくる肩のコリなどは無理に揉みほぐすよりも、柔らかくなでてあげる方が血液の流れがよくなり、コリも解消されやすくなります。また血液の流れをよくするのは肩のコリだけでなく、顔のくすみを取ったり、足のむくみを取るのにも有効に。これらも軽くなでることで、顔色を明るくしたり、足のむくみをキレイに取り除けます。


肩のコリはリンパの溜まりが原因かも

普段からデスクワークなどで、同じ姿勢を保っていると肩がコリますよね。そんな人の肩のコリはリンパが溜まっているかもしれません。肩のコリで溜まりやすいリンパは鎖骨のあたり。鎖骨はとてもリンパの通りが悪くなりやすい場所でもあり、そして、とても繊細で骨も折れやすい場所です。なるべく優しくなでるようにマッサージすることで、リンパの通りがよくなり、肩に溜ったものも流れていきます。

鎖骨のリンパを通すマッサージ方法

肩こりも解消できる鎖骨のマッサージ方法を行うと、とっても肩が楽になりますよ。まずはアゴを上げて、首正面を上から下にかけて手のひらでなでていきます。両手を交互に使って軽く流しましょう。次は耳の下から鎖骨にかけて流します。そして首の裏から鎖骨にかけて流します。この場合は左側をやるときは右手で、右側なら左手で行ってください。
次も反対側の手を使って肩甲骨の方から鎖骨に向かって流します。最後に鎖骨全体を内側から肩に向かって手のひら全体を使いながら、軽くなでるようになでていきましょう。なでる回数は5回くらいでも十分効果がありますよ。

顔色も明るくなってくる

鎖骨のリンパを流すと、顔色も明るくなります。首から鎖骨にかけてのリンパの通りがよくなることで、上の方に溜まりがちだったリンパの流れが、しっかりと下にまで流れ循環していくからです。首筋を流すだけで顔のくすみも取れるので、夕方疲れが溜まってきた時にもお勧めです。疲れた顔もリンパを流せばスッキリできて、仕事の後でも疲れ知らずに。無理にグリグリと肩をマッサージするよりも、なでるだけならさらに疲れませんよね。自分でもできるのでとてもお勧めです。

寝る前には足のリンパも流れを良くしておく

一日中座りっぱなしの足は、パンパンにむくんでしまいます。そのまま放置すると次の日も足がパンパンなままに。積み重なるとなかなかむくみは取れません。寝る前にもリンパの流れをよくしておきましょう。足のリンパを流す時についやりがちなのが、むくみが目立つふくらはぎや、太腿の正面を一生懸命揉んでしまうこと。
リンパの流れをよくするためにも、毒が溜まりやすい関節部分を重点的に流すことでリンパの流れをよくすることができます。足首やヒザ周りを軽くなでるようにマッサージするのがお勧めです。足首は特にアキレス腱のあたりを指で軽く上下に動かしてなでるようにしましょう。
そしてヒザ周りも骨の周りを指の腹を使って上下に動かしてなでていくだけ。最後にふくらはぎや太腿全体を手のひらで下から上になでて終了です。あまり揉んだりするよりも、リンパの通りに沿って流すことで、血流がよくなるのでお勧めですよ。

2015.03.08

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。