【快適な睡眠のために。vol.10】ぐっすりスッキリの秘訣は、寝るときの体勢に隠されていた!?

2015.03.29

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みなさん、最近よく眠れていますか? もし「夜中に何度か起きてしまう」「なんだか寝苦しい」という方は、もしかしかたら寝がえりをキチンと打てていないのかもしれません。実は、人は一晩の間に何度も寝がえりをうっています。寒さで体が縮みやすく、体温もあがりにくいため、疲労を蓄積しやすいこの季節。寝がえり上手になって、ハッピーヘルシーなきれいさを手にいれませんか?


寝返り下手は、おブスになりやすい!?


よく赤ちゃんが寝返りを打てるようになるよう、新米ママたちはベビーヨガを受けたりしてしますよね。睡眠中に姿勢を変えることが、どんな重要な役割があるのでしょうか?
「人は睡眠中にコップ1杯分の汗をかく」といわれています。例えばずーっと仰向けで寝ていると、睡眠中にかいた汗は背中に集中しますから、背面の湿度はかなり上昇します。すると、皮膚の温度にも変化が表れ、結果とても寝苦しくなってしまうことに……。ですから寝返りを打ち、皮膚の温度や湿度の調整をおこなっているのです。
また体勢を変えることで、血液や体液の循環を変化させる役割も担っています。デスクワークの方はお分かりになると思いますが、仕事中にずっと椅子に座った体勢だと足に水分や体液がたまり、むくんでしまいますよね? それと同じで、寝返りを打たないと体のかたよった部分にのみ血液や体液がたまってしまうのです。
そして私たちが繰り返している、レム睡眠とノンレム睡眠。その切り替えをサポートしているのが、寝返りです。うまく寝返りを打てていないということは、睡眠の切り替えもうまくいっておらず、眠りがずぅーっと浅いままということもありえます。
ここまで寝返りの役割を書きましたが、どれだけ質の良い睡眠や体の状態にとって重要なカギとなっているかお判りいただけたかと思います。つまりは、同じ体勢を続けていると血流の低下や体温がこもっての不快感、睡眠のバランスの崩れ、果ては代謝の低下、肌荒れ、自律神経の乱れ、女性特有の疾患を招くことにもなりかねないのです。
寝返り下手は、ブスへの近道……と言えるのではないでしょうか?

寝返り改善の近道は「寝具」!

では、寝返り上手になるためにはなにをしたらいいのでしょうか?
一番の近道は「寝具の見直し」です。CMでも流れているように、身体に合わないマットレスや布団をたかっていると寝返りだけでなく、寝違える可能性も高くなります。マットレスは腰や肩、首といった部分に負担がかからない柔らかさのものを、まくらも呼吸が苦しくならずに程よく支えてくれる適度な高さのものを、選ぶようにしましょう。すこしお値段ははるかもしれませんが、寝具を変えるだけで寝がえりをスムーズに行えるようになり、驚くほど睡眠中の身体にかかるストレスや不快感を解消してくれるはずです
いきなり寝具は……という方は、肌触り・着心地・通気性のいいナイトウエアに変えたり、季節にあったシーツやベッドカバーに変えるだけでも違ってきます。季節に合った寝具やウエアを意識するだけでも、寝返りは改善させるそうですよ。

疲れを取る睡眠を得るためにも、寝返りの見直しを!

ただ寝る時間を長めにとったり、シンデレラタイムと呼ばれる22時~2時の間に眠りにつくようにしたりするだけでは、心身の疲れを取る睡眠を確保することはできません。大切なのは、レム睡眠とノンレム睡眠をバランスよく繰り返し、質の良い睡眠をとること。そのためにも、寝返りは重要なカギとなります。次の日に疲れを持ち越さないためにも、寝返りを見直してみませんか? すると睡眠の質がどんどん改善され、健康と美容にも嬉しい効果をもたらしてくれるはずです!

2015.03.29

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記事を書いたのはこの人

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Written by 辰巳まみ。

おうちワーカー、BEF TOKYOアンバサダー// 家から一歩も出ず、仕事しています。”年上男性×恋愛”、”悲しい女子の生態”、”ワークスタイル”、”海外ドラマ”、”海外情報”が中心のライター・エディター。山ほどあるコンプレックスを活かして、仕事しています。いじめられッ子から脱皮したくて、キャバクラで2年働いた過去あり。癒しは、日々10時間の海外ドラマ視聴。LAでライター活動するのが夢の1つ。2015年、シェアハウス生活始めました! twitter:@tatsumi_mami  ブログ:http://ameblo.jp/overmaker-mami