人生をもっと熱く、パワフルに! “情熱”を呼び覚ますための7つの問い
長かった冬が明け、ようやく春の兆しが見えてきました。この時期、新生活に向けて気持ちも新たにいろんなことに頑張ろうとモチベーションが上がっている人も多いことでしょう。できればそんな熱い気持ちをずっと持ち続け、パワフルに人生を切り開いていきたいものです。そこで今回は、自分のなかの情熱を呼び覚ますために大切な7つの問いについてご紹介したいと思います。
テレビを見たり、新聞や雑誌を読んだりしながら、どんなことに興味関心がいく?
たとえ直接体験したことでなくても、テレビや新聞、雑誌などから私たちの心はさまざまな刺激を受けています。あなたにとって自然と興味がわいてくるテーマやジャンルは何でしょう。そこにはまだ漠然としている情熱の方向性が隠れていることがあります。
もしお金の制限がなかったら、どんなことをしてみたいと思う?
“やりたいこと”を考えようとしても、自然と経済的なことが足かせとなっている場合がよくあります。でもとりあえずお金の問題はおいておくとして、人生をかけてやってみたいこととは何でしょうか。思いっきり非現実的なことでも構いません。アイデアがヒットして億万長者になる、スターと夢のような恋愛をする、心の赴くままに世界各国を旅して生活する、心の底から沸き起こってくる願望は何でしょうか。
子どものとき、どんなアクティビティを楽しんでいた?
まだ将来が無限に広がっているように感じられた子ども時代、好きなことにとことん打ち込むことができていたはずです。あなたにとってそれはどんなことですか? 音楽家や作家、漫画家といったアート系の天職についた人たちはよく、「子どものころからずっと好きで、それ以外のことを仕事とするなんて考えられなかった」と言いますが、それはまさに自分の情熱をひとつのことに打ち込めている姿なのでしょう。
自分にとって一番の強みとは何?(例:几帳面さ、創造性の豊かさ、社交的、などなど)
苦手なことに情熱を覚える人はほとんどいません。難しい課題に直面しても、それを乗り越えようとする意思が際限なく湧いてくるのが、情熱というものであり、自分にとっての強みでもあります。自分にとって“これだけは絶対に負けない”と思えるような強みとは何でしょうか。
家族や友だちは、あなたが得意なことは何だと思っている?
自分のことは自分がもっともよく理解している、とは限りません。自分の評価と他人の客観的な評価は違うことも多く、またえてして他人の意見のほうが的を射ている場合もよくあるのです。家族や身近な友だちなど自分をよく分かっている人の意見を聞いてみましょう。
時間を忘れるほど没頭できるような行動ってなに?
あなたは何をしているとき、時間を忘れるほど没頭できますか。そうした行動は、おそらく実利目的や体面ではなく、情熱があるからこそ夢中になれるものなのです。エクササイズをしているとき、楽器の練習に打ち込んでいるとき、人それぞれあるはず。そうした行動に夢中になっているときこそ、人は最も美しいのかもしれません。
もし1か月間ほどどこか違うところに住めるとしたら、どこに住んでみたい? またその理由は??
誰しも“ここでないどこかへ”行ってしまいたい願望にとりつかれる時があることでしょう。そんなとき、あなたはどこに行ってみたいと思いますか、そしてその理由は何なのでしょう? それを深く突き詰めて考えていくと、そこにはあなたの情熱が眠っている可能性があります。
いかがですか? より充実した人生を送るためにも、自分の情熱がなにに向いているのか知っておくことは非常に大切です。たとえそれが仕事やライフスタイルにすぐに反映されることはないかもしれません。でも自分の情熱をしっかり意識することができれば、悔いのない人生を歩むことにもつながるのではないでしょうか。