干しっぱなしは危険! 羽毛布団のお手入れ方法

2015.03.03

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冬の寒い時期にお世話になった羽毛布団。最近では値段も安くなってきたので、どこの家庭でも羽毛布団を使っているのではないでしょうか? そんな羽毛布団の中身は天然の羽毛が入っているため、しっかりとお手入れをしておかないと劣化が激しく、せっかく買った物もすぐにダメになってしまいます。実際お値段も安くなったとはいえ、高い買い物に違いありませんよね。より長く、ふわふわな羽毛布団として使うためにも、お手入れ方法を知っておきましょう。


意外と知らない? 正しい干し方

夜に暗い部屋で使用している羽毛布団は、ダニなどの繁殖が激しく、湿気などの対策を取っておく必要があります。湿気対策としては、部屋の中でも十分行えます。毎日外に干すよりも、部屋の中でも風通しをよくしておくだけで、湿気対策になります。基本的には陰干しが羽毛の状態を良好に保てるので、あまり天日干しをしすぎるのはよくありません。しかし、月に一度か二度ほどは天日干しをして日光消毒をしておきましょう。日光消毒はなるべく3時間以内に留め、あまり長い時間日光にさらされないようにするのがポイントです。さらに羽毛をカバーしている生地の劣化を防ぐためにも、布団カバーをしたまま干すのがお勧めです。カバー自体はこまめに洗えば、汗や皮脂などを取り除き清潔に使えます。

やっちゃいがちなアレ……、絶対にダメ!

布団を干すとついついやっちゃいがちな、布団叩き。実はあれって布団の繊維をダメにするので、やらない方が布団の劣化を防げます。また羽毛布団をカバーしている生地を劣化させる原因にもなり、中身の羽が飛び出てきてしまいます。天日干しした後も、羽毛布団を叩かずに周りのホコリを払う程度にしてあげましょう。
また中身のホコリやもしかしたらいるかもしれないダニを出すためにおススメなのが、掃除機で吸い取る方法です。羽毛布団全体を掃除機で吸い取るようにお手入れしておくと、細かい汚れも取り除いてくれますよ。

繊細な羽毛だから大事に扱う

ちょっと汗をかいたからと言って、羽毛布団を洗濯機で洗わないようにしましょう。家庭用の洗濯機はなおさら危険です。羽毛のカバー生地は羽毛が出ないよう加工されていますが、その加工自体をダメにしかねません。また羽毛が濡れると中で絡まりやすくなり、ふんわり感が損なわれていってしまいます。絡まった部分は乾きも悪くなりカビの原因となったり、臭いを発生させていきます。羽毛布団はこまめに日陰で風通しをしておき、月に2回程度の天日干しで十分長持ちさせることができます。

羽毛布団の時期が過ぎたら

春が近づくにつれ羽毛布団をしまう時期になりますよね。羽毛布団の保管もしっかりと行っておくことで、寿命を長続きさせることができます。収納の際には、羽毛布団を十分に乾燥させておきましょう。天日干しなどで3時間ほど日光消毒し、その後は、熱をしっかりと取り除いておきましょう。
ホコリも取り除いたらコンパクトに折りたたみます。3つ折りか4つ折りなど大きさに合わせてたたみ、収納ケースはなるべく通気性のいい布に包むか布ケースに、乾燥剤や防虫剤などと一緒に入れておきましょう。
場所は湿気の少ない場所や、時期を見ては風通しをよくしたり、乾燥剤や防虫剤をこまめに交換することをお勧めします。

2015.03.03

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。