毎日同じものばかり好きなものを食べすぎるとよくないの??
人間はさまざまな食材を食べることでバランスよく食事ができ、それで健康的な身体が作られていきます。子どもの頃は親からしっかりとバランスの良い食事を食べさせてもらったと思いますが、大人になると自分自身でいろいろと管理しなければならず、ついつい食べ物を選り好みしてしまうものです。そして好きなものばかりを食べたり、面倒だからと単調な食事ばかりをして毎日同じものばかりを食べる、という食習慣になっている人も少なくはありません。
同じものばかり食べると良くないこと
大人になってから起こるアレルギーで、遅延型フードアレルギーというものがあります。食べてからすぐに出てくる症状とは違い、朝食べたものが夕方に出てくるアレルギーです。夕方になるとなんだから体がかゆいとか、湿疹が出てきたりなどの症状があるものです。これらの症状は女性に多いと言われていますが、その原因は毎日同じものばかり食べているからとも言われています。
食べ物は食べすぎることで毒にもなるものです。毎日同じものばかり食べていると、その食べ物に対して腸の抗体ができてしまいアレルギーへと発展してしまうようです。毎日同じものを食べ続けると突然アレルギーを発症し、午後になると突然体調が悪くなるケースが遅延型フードアレルギーです。
単調になりやすい食事
朝などは、多くの人が同じものを食べやすい食事の時間でもあります。朝は食パンだけ、ヨーグルトだけ、バナナだけなど同じものばかり食べていませんか? 特に小麦製品や乳製品、果糖の多い果物などはアレルギーを発症しやすい食品です。毎日同じ物を食べ過ぎないように、違うメニューの朝食を食べましょう。今日の朝食がパンだったら、次の日はおにぎりに、ヨーグルトを食べたなら次の日はフルーツなどレパートリーを増やしましょう。
好きなものでもがまんがまん
特に「朝食って好きなものじゃないと喉を通らない」という人もいると思います。でも、好きな食べ物でアレルギーを作らせないためには、同じ食品を一週間の間に4日間続かないようにする事もポイントになるようです。特に乳製品や小麦などは、3,4日間食べ続けたら3,4日間はお休みするように工夫すると良いですね。アレルギーになりやすい食品は特に、毎日食べ続けないようにすれば体調を悪くすることはありません。好きな物だからこそ毎日食べ続けないように我慢も大事なんですね。
アレルギーになっちゃったかも?
体に毒素が溜まるとアレルギーを発症してしまいます。体に抗体ができてしまうことで、食品が入ってくると体が反応し、具合が悪くなったり、胃腸のもたれ、湿疹やかゆみといった症状が出てきます。
しかしこれらのアレルギーも緩和させることができるようです。実はアレルギーの元となってしまった食品を6か月間絶つと体内での抗体が切れるらしいのです。一度遅延型フードアレルギーになってしまったら、たとえばヨーグルトなら6か月間我慢してみてください。もしかしたらアレルギーも改善されているかもしれませんよ。まずは、アレルギーかも? と感じたらアレルギーテストを行って見るといいと思います。