この春 絶対にチャレンジしたい! オードリー・ヘップバーンに学ぶ、“可愛い”の理由
唯一無二の麗しさと存在感で、今なおファンを魅了し続ける オードリー・ヘップバーン。『ティファニーで朝食を』『マイ・フェア・レディ』そして、『ローマの休日』はとても有名ですね。その美しさや愛らしさから、映画界だけではなくファッション界のアイコンとしても知られる彼女ですが……実は当時ハリウッドで美女とされたのは、マリリン・モンローのような肉感的でセクシーなタイプだったのだそう。オードリー・ヘップバーンのようなスリムなスタイルは女優としてメリハリが無く、“痩せすぎのファニーフェイス”とまで揶揄されていたのです。しかし彼女はそんな環境の中でも自分を見失わず、輝きを増し、独特なオードリー・スタイルを築き上げました。
私たちが「可愛い!」と夢中になるオードリー・ヘップバーンの引力の源は、一体何なのでしょう? 今回は彼女の容姿や名言から、その秘密を探ることができればと思います。
オードリー・ルック
彼女は、とてもよく自分自身のことを理解しているようでした。何が好きで何が嫌いで、何をしているときが楽しく心地好いのか。どんな装いでどんな心持ちでいることが、一番私らしくいられるのか。「好き」と「似合う」の両立こそ、オードリー・ヘップバーンの強みなのかもしれません。
世界的に見てもメイク技術が高く、華奢なスタイルが多いとされる日本人女性の皆様にも、もしかしたらしっくりくる部分があるのではないでしょうか。ぜひ、参考になさってください。
オードリー・ファッション
オードリー・ヘップバーンの定番ファッションと言えば、ウエストを絞った上品な膝下のワンピースではないでしょうか。決して華美になりすぎずにシンプルで、だけどとても目を惹く女性らしいファッション。パールやつば広帽でクラシカルな要素を加えている点も、彼女のスリムなスタイルや雰囲気にぴったりです。
この春も引き続きトレンドのミモレ丈で、オードリー・ファッションにチャレンジしてみるのはいかが?
オードリー・メイク
しっかりとメイクはしているけれど、ケバさとは程遠くこれまた上品なオードリー・ヘップバーンのメイク。毛穴レスの陶器肌、立体的な太眉、目尻が長く綺麗な睫毛……。コンサバにしていなくとも安心感があり、いい子ちゃんで収まらない強さがあり、狙っていないはずなのに伏せ顔には憂いと色気も漂っています。仮に計算だったとしても、溢れだす可愛さはとても自然です。
流行りの太眉は、小顔効果&目力アップ効果もあるのだとか。自分の眉を生かした太眉にすることで、オードリー・ヘップバーンのような印象美が手に入ってしまうかも!
オードリー・マインド
私たちが学ぶのは、見た目だけではありません。世間の逆境にも負けず自分らしさを自信に変えた彼女のマインドも、私たちが学ぶべきことです。
「私にとって最高の勝利は、ありのままで生きられるようになったこと、自分と他人の欠点を受け入れられるようになったことです。」
誰にでもコンプレックスはあるものですが、大切なのはそのコンプレックスとどう付き合っていくか。堂々と自分を表現し、また他人の個性を認めたり過ちを許したりすることで、無駄な不安感や苛立ちに悩まされずにすみます。オードリー・ヘップバーンの笑顔の魅力は、自分や他人を認め、そして愛することから生まれたのかもしれませんね。