ちょっとした心がけを大切に。「一緒に住んでいる人へのイライラ解消方法」
同じ空間に長い間暮らしていると、家族やパートナーにイラッとする瞬間があると思います。「一緒が当たり前」になってくると、我慢のハードルもだんだん下がってくるもの。相手に求めることも増えてきます。不平不満も増えてきます。でも本当は、一緒に暮らしている人こそが、自分にとって最も大切な人です。できれば毎日お互い楽しく、心穏やかに過ごしたいですよね。
そこで、イライラが落ち着く方法を提案します。普段の生活の中での「ちょっとした心がけ」で、心が楽になってくるはず。
紙に「ひらがなで」「大きな字で」「何でイライラしてしまったか」書いてみる
イライラしてしまった時は、まず紙に「相手の言動の何が嫌だったか」「相手にどうして欲しいのか」などをひらがなで大きな字で書いてみましょう。例えば……
「おんなごころがわかってない」
「そうじして」
「たまには、じぶんからやるよっていって」
「きをきかせて」
「もう、としなんだから、むりしないで。はやくいえにかえってきて」
「よまないざっしとかすててよ」
などなど。
「ひらがな」の持つ力は凄いです。ひらがなばかりの絵本って、優しいイメージですよね。
ひらがなで書くことによって、書いた事が一気に優しく、まるい幼い印象に変わります。さっきまでイライラしてたことを「ひらがな」に変えて見てみると、何だかちょっとおかしさまで湧いてきます。自分の感情を第三者的に見ることもできるので、少し冷静になれるはず。
相手に怒りをぶつけてしまう前に……ひと手間なので、試してみてくださいね!
「悪いところに目に行く」というのが人間の性。そのことをあらかじめ頭に入れておこう
長く一緒に居る家族の「良いところ」……。段々見えなくなっていませんか? 家族の「良いところ」に慣れてしまっているのかもしれません。それよりも、「直してほしい」「改善してほしい」ところばかりが目について、イライラしてしまう……。相手の短所ばかりに目が向いてしまうのが人間です。
それは実はとても自然なことなのですが、せっかく縁あって家族になった人に対して、「粗さがし」のようなことばかりするのは悲しいことですよね。
そこで、イライラした時は
「私の脳は今、この人の粗さがしばかりをしているのだ」
と言い聞かせてみましょう。
「いけない、いけない。良いところもたくさんあるはずだ」「よく考えてみれば大したことじゃないさ」などと、気づくことができるはずです。
第三者を交えて楽しく話そう
これはとても大切なことです。家に招いても良し、外で皆で会うのも良し。
いつもの「家族だけの空間」「2人っきりの空間」から抜け出すことができます。相手の良いところがまた見えるようになってきます。もしかしたら、家族やパートナーのことを褒めてもらえるかもしれません。いろいろな人を家に招いたり、家族ぐるみの付き合いをしたり。ワイワイと楽しいですし、まさに一石二鳥です。
以上3点、いかがでしたか?
「最近怒ってばかりだなー」という時など、ぜひ取り入れてみてくださいね。
笑顔あふれる毎日が送れますように!