賢い女子なら口にしない! 愚痴・不満・揚げ足とりが「恥ずかしい」理由

2015.02.09

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つい仕事の愚痴や不満を口にしたり、他人の幸せ話を聞いても揚げ足をとったりしていませんか? 然るべき相手に少々の愚痴はストレス発散のためにもいいですが、いつでもその調子だとまずいかも……。賢い女子は「恥かしいこと」とわきまえ、愚痴・不満・揚げ足を口にしない理由があるんです。


愚痴・不満は「自分では何もできません」と言うようなもの

世の中思い通りに行くことの方が少ないので、愚痴を言いたくなるようなことも起こるもの。気の知れた親友や家族になら、少々愚痴を言い合うのはお互いのストレス発散になります。
ただ誰にでも、いつでも、何度でも……となってくると、話は別。「愚痴を言うだけで自分では何もできません」「自分から何かを始めたり、変えるつもりはありません」と言っているようなものです。不満も愚痴同様、人や環境のせいにして自分は何もしないという、責任転嫁の傾向が強い人に見えてしまいます。
周囲から見れば、特に同僚や上司からは「仕事ができない」と思われてしまう可能性も。友人や恋愛対象の異性にも、「一緒にいても楽しくない」という印象を与えてしまいます。

揚げ足取りは「私は不幸です」と言うようなもの

他人の幸せを素直に喜べず、揚げ足をとるのも控えたいところ。そもそも自分自身が満たされていれば、他人と自分を分けることができるので、素直に他人の幸せとして喜ぶことができます。
揚げ足をとるということは、「何だかんだ言って気にしている」「対抗意識を燃やしている」「自分は満たされていない」「自分にとっての幸せがまだ見えていない」という嫉妬や焦りがある証明になってしまうのです。

賢い女子は「自分ができること」を考える!

愚痴や不満を言いたくなったり、他人の幸せに焦ることは、賢い女子にでもあることです。ただ「愚痴・不満→自分にできることを考える」ことに、「揚げ足→『自分にとっての幸せ』を明確にし、それに向かって行動する」ことに変換するのが違うところ。
愚痴や不満を言い続けてもつまらないですし、何が変わるわけでもないし、自分の評価は落ち、周りの人を暗い気持ちにさせてしまうだけですよね……。それならまずは「恥かしいこと!」とわきまえた上で、自分自身でできることについて考えてみませんか。
ちょっと視点を変えて、責任を他者から自分に置く。「自分に合う幸せ」についてじっくり考え、それに沿って行動する。これだけで愚痴や不満も自然と減っていきますよ。

2015.02.09

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/