大人気ドラマ『相棒』に学ぶ、アラサー女子が泣きたい夜に持つべき考え方とは
20代も半ばを過ぎ、世間からは“大人”として扱われる30代。自身も大人としての自覚を持っているつもり……だけど、いつの間にか背伸びをしすぎてしまったり、空回りをしてしまったり。揺れる乙女心、プレッシャーや生き辛さにひとり、ふと悲しくなってしまうこともそりゃあありますよね。
今回はそんな泣きたい夜に持つべき考え方を、大人気ドラマ『相棒』の主人公 杉下右京の名言から学びたいと思います。意外と思うかもしれませんが、胸にじーんと沁み入る言葉ばかりなんです。
悲しみや苦しみで、泣きたくなる夜
誰もいない夜。行き詰まった仕事や上手くいかない人間関係に苦しくなって、なんだか泣きたくなってしまう時…皆様どのようにお過ごしでしょうか。つい自暴自棄になってしまい、私だけがこんなに可哀想で誰も分かってくれない! なんて思う気持ちを経験された方も、きっといらっしゃるはず。
「した方は忘れても、された方はいつまでも傷となるんですね」
――Season5 第9話 『殺人ワインセラー』 より
そんなときに思い出して欲しい、この一言。私だけがこんなに可哀想で誰も分かってくれない、わけではないんです。みんな傷付いていること、分かる人は分かってくれることを、今一度噛み締めて。そして、もしかすると自分も“した方”になってしまっているかもしれない事実が含まれていて、シンプルだけれど考えさせられる言葉です。
途方もない不安で、泣きたくなる夜
どうしたら良いのか分からずに、この先の未来が信じられなくなってしまうこと、正直 筆者にはあります。こんな夜にも、杉下右京の名言は心に響きます。
「いつかとける日が来ると思いますよ。終わらない冬は、ありませんから」
――Season2 第14話『 氷女』 より
今が例えどん底に思えても、一生このままではないはずです。止まない雨はない、終わらない冬はないと、勇気付けられますね。泣いてしまったとしても、次の日からは前向きに頑張れそう!
諦めて逃げてしまいたくて、泣きたくなる夜
迷えるアラサー女子の皆様に最後にお伝えしたいのは、この言葉。
「どんなに不本意な人生であっても、逃げ出さずに立ち向かうことでしか、本当の幸せを手に入れることはできません」
――Season4 第19話 『ついてない女」 より
そう、幸せになりたいのなら、逃げないことが大切です。投げ出したり捨てたり完全に諦めてしまったら、そこでもう終わってしまうんです。言葉で言うほど簡単なことではありませんが、行く先の人生を拓いていくのはいつだって自分。休んだり寄り道したりしながら自分のペースで、確かな幸せを掴みましょう。
毎週水曜21時から、テレビ朝日系列で放映されている『相棒』。十数年も続く人気の秘訣は、こんなふうに私たちの背中を押してくれる台詞があるから……かも、しれませんね。
▽ 『相棒』/テレビ朝日