こもりがちな寒い冬でも居心地のいい空間を作る秘訣とは

2015.01.30

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寒さを感じると、より寒い外に出たくなくなるものです。しかし、部屋の中もやっぱり暖かい季節と比べて寒いため、暖房をフル回転させないと体が温まりませんよね。あまり寒い空間にしておくと、部屋の中でさえ動くのが面倒になるかもしれません。しかもせっかく部屋の中にいるのだから、寒いからと言って着膨れした格好もまた、くつろぎにくくなってきてしまいます。快適な空間を作るためにも、部屋の寒さ対策は冬場の間はちゃんと行っておきたいですね。

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暖かい熱の行方

暖かい熱の気体は、冷たい箇所へと流れ込んでいきます。夏は外から壁を通して部屋に入ってくるため、部屋を冷やし続けていてもどんどん熱が入り込んできてしまいます。逆に冬場は部屋の中を温めていても、熱はどんどん壁から外へ逃げていってしまいます。夏は冷やし続け、冬は暖め続けなければ、空気はいつまでたっても一定に保つことができないんです。一度部屋を暖めたからと言って、暖房を消してしまえば熱が外へ逃げるのですぐに寒くなっちゃうわけがここにあるんですね。そのため、冬場に暖房をつけている時間は、熱が外へ逃げないように工夫する必要があります。

日中はしっかりと部屋を暖めておく

冬場でも日差しが出ているだけで、部屋の中を暖めることができます。外気温にかかわらず、太陽の熱は壁を通して部屋を暖めてくれるので、日差しが出ている時はカーテンを開いて、日光を部屋に注いであげましょう。それだけでも部屋の温度はグンっとアップします。
また、陽が落ちてくる頃には、カーテンをしっかり閉めて、中に入り込んだ熱が逃げにくいように閉じ込めておきましょう。また、熱は外へどんどん逃げていくので、夜にはしっかりと暖房を活用する必要があります。外に熱が逃げにくいようにカーテンを閉めるだけでなく、空気を循環させることで、部屋から熱を逃がしにくくすることができます。空気清浄機やちょっとした換気を行うだけで、部屋の中に熱が充満して体感気温もちょっと上がります。

足元をしっかりと暖める

熱は外へ行くだけでなく、部屋の中で下から上へと上昇していきます。空気の中でも暖かい気体は膨張しているため、冷たい空気よりも軽くなります。そのため、暖かい空気はどんどん上に行き、凝縮された重たい気体の冷たい空気は下へと流れていきます。空気清浄機や換気などで熱の循環をよくする事ももちろん効果的ですが、クーラーなどの暖房だけでなく下から熱を発してくれる電気カーペットなども、足元から頭にかけて熱が上がっていくので、体感温度も非常に高く感じられます。さらに、人の体は足先や手先などで寒いと感じやすいので、直接地べたに触れることができる電気カーペットは、クーラーよりも実はとても体感温度を上げてくれます。寒いけど電気代などを気にする人は、陽が落ちてきたらすぐにカーテンを閉めて、電気カーペットのスイッチをONにしてみてはどうでしょう? 体感的にも暖かさを維持できるのでおすすめですよ。

2015.01.30

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。