ネガティブ思考でキャリアを無駄にしないために……こんなことに気をつけよう!
仕事で行きづまったり、大変なストレスを抱え込んでしまったとき……。ついつい“もう辞めたい”というネガティブな衝動に駆られてしまいがちです。でもどんな仕事にも難題や複雑な人間関係は必ずついてまわります、ここで逃げてしまってはせっかくのキャリアを無駄にしてしまうことも……。
それは賢い方法とは言えませんね。そんなときこそ気をつけてほしいことがあります。仕事についてネガティブ思考に陥ってしまう前に、ぜひこんなことに注意してみてください。
“競争”に飲み込まれない
同僚や他社との“競争”ばかり気にしていると、数字や結果ばかり追うようになり、自らの思考能力を狭めてしまうことになります。それよりも大事なのは今の自分の能力でできることに100%フォーカスすること、何事にも集中して取り組んでいれば、そのうち自分の適性や才能をより活かせる分野にたどり着けるはずです。
がむしゃらに頑張りすぎるのは、かえってマイナスの評価を生むだけ
深夜残業や休日返上しての勤務スタイル、とくに日本人は“頑張れば、必ず報われる”という精神論で、がむしゃらに頑張ってしまうことを美徳とする風潮があります。でもこれは長期的にみて、心身の健康を損なったり、燃え尽き症候群と化したりするなどリスクのほうがはるかに高く、かえってマイナスの評価を生んでしまうだけです。仕事に精を出すのは大いに結構、ただしその方向性を誤ってしまっては元も子もありません。無理をしすぎる前に、自分でストップをかける冷静さを失わないで。
どうすればモチベーションアップになるか、考えてみよう
仕事で嫌なことがあったり、叱られたりすると、ネガティブな考えにも囚われやすくなります。でもそれに負けず、自分なりのモチベーションアップ方法を見つけることが大切。
・キャリアの上でお手本となるような“メンター”を探す
・友だちと定期的に会って、仕事の愚痴や悩みを聞いてもらい、ストレスを発散させる
・仕事とは離れたところで打ち込める、趣味を見出す
・キャリアセミナーに参加したり、社外でのネットワークを広げてみる
などなど、今の自分の状況をよりいろんな角度から捉えられるようなモチベーションアップ方法を探してみましょう。
人生悪い時ばかりじゃない、楽観主義でいこう!
仕事が嫌になってくると、今の状況がこの先一生続くのではないか……なんていう暗い気持ちに支配されそうになります。でもけっしてそんなことはありません! 嫌いな上司が辞めるかもしれないし、担当部署が変わることだってあるでしょう。
時には考えすぎず、流れに任せて、嫌な経験も受け流してしまうことも必要です。キャリアで成功している多くの人が、悩みすぎない、どんな局面でも明るいことがあると信じる、といったことを実践し、成功を手に入れています。楽観主義でいることがストレスにも負けず、仕事を地道に続けていける秘訣でもあるのです。